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【願書の書き方】施工管理技士・全種目共通の注意点について!

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施工管理技士(セコカン)に関するブログを運営しています! イッキュウです。

このブログではセコカン受験にあたり、願書作成時の注意点をまとめます。最後に願書提出から合格証を得るまでのロードマップもまとめています。
※1級・2級、建築・土木・電気工事・管工事・電気通信・造園・建設機械、全てに適用出来ます。

イッキュウ
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経験者として社内で指導する立場であり、その時にアドバイスしてる内容をまとめました。

願書は次の表1にした試験機関のサイトから購入、または窓口に出向いて購入します。そこに「受験の手引」が同封されています。

前提として願書は『受験の手引』でほぼ問題なく作成できます。

当記事では1点落とし穴があること、その他ちょっとした注意点を解説します。

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種目が異なっても同じ考え方でいいのか・・?

種目が異なっても「同じ注意点・考え方」でOKです。

理由は国土交通省が全てを所管しているからです。

国土交通省は、建設工事に従事する技術者の技術の向上を図ることを目的として、建設業法第27条の規定に基づき技術検定を行っています。

https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk1_000055.html

例えば、高卒や、大卒が必要な経験年数はどの種目も同じです。試験運用する公益機関も3社しかなく、複数担当しているところもあります。

検定種目
(1級・2級)
指定試験機関
土木,造園,
管工事,
電気通信工事
(一財)全国建設研修センター
https://www.jctc.jp/
建築,
電気工事
(一財)建設業振興基金
https://www.kensetsu-kikin.or.jp/
建設機械(一社)日本建設機械施工協会
https://jcmanet.or.jp/
表1:種目別の試験機関
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令和3年度・制度改定時の変更点は注目!

まず制度改定時に変更のあった箇所は注目です。

令和3年(2021年)より学科試験が第一次検定、実地試験が第二次検定と名称が変わりました。その他様々な改定がありました。

制度改定は種々の目的がありました。例えば不正の抑止、受験者のモチベーションの維持、建設業従事者の獲得などです。

願書に関しては「不備や不正の抑止」を目的とした変更が見られました。

実務経験年数の重複に注意!

受験の手引の内容で大きく変わったところがあります。

ここは場合によっては落とし穴になるので注意です。

実務経験の重複に関するところです。これは以下の図が分かり易いです。

1級土木・受験の手引きより

1級建築のあと、1級土木を取得するという時は、実務経験の提出は慎重に按分して記載しないと、重複申請になる場合があります。

受験の手引の重複に関する説明は、改定以前は4行程度でしたが、令和3年の改定後は図解付きで1ページを割いて説明されています。

これは重複申請が多く、その認知度も過去の調査で21.1%と低かったことが原因です。

盲点になりやすいところです

イッキュウ
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はじめて受験する時は、次に他の種目を受ける気はないかもしれません。でも合格したら次にトライしたくなるものです。

安易に経験年数を出したりすると、次に提出する期間が出しにくくなります。

そこで実務経験で記載する期間に関してアドバイスです。

その1

次の受験もシミュレーションしておく
実務経験期間は少なめで申請する(大卒なら4年6ヶ月+数ヶ月程度)

証明者の捺印が不要となった!

実務経験は証明者が必要です。証明者は会社の代表者かそれに近い責任者となります。

従来は署名・社印・代表者印が必要でしたが、改定後は署名のみになっています。

令和3年度の受検申請から、実務経験証明書における証明印としての会社印・役職印の押印が廃止されました。

1級建築・受験の手引より

社印・代表者印は借りてきて捺印することが容易です。捺印でそれらしくなってしまうと、自筆の署名が不要と考えてしまう例はあったと思います。そこで次の記載があります。

証明者の方は、 証明者欄に
・会社または事業所名
・所在地
・役職名
・氏名
を記載してください。

1級建築・受験の手引より

証明者にも自覚をもって欲しいということで、捺印をやめて署名のみにしたと推察されます。

その2

署名は必ず本人に書いてもらう!

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ちょっとしたアドバイス‥

あとは経験に基づくちょっとしたアドバイスです。意外と盲点になるかもです・・

実務経験年数の足し算に注意!

実務経験は○年○ヶ月という形で提示します。

間違えて10ヶ月を1年で計算しているのを目にします。

まぁ、大勢には影響しないとは思いますが・・

その3

年月の足し算には注意です!

誤字脱字、書き忘れに注意!

誤字脱字・書き忘れで願書が戻されて再提出させられるケースがあります。

別にこれで減点されるわけではありません。不備があれば戻され、再提出させてもらえるということです。願書であまり神経質にならなくても良いという裏返しではあります。

が、戻ってくるとドキッとしますし、やはり手間がかかります。

その4

受験の手引の記載例をチェックリストにして最終確認する!

気になる点があれば問い合わせ先に電話せよ!

問い合わせ先ではオペレーターが丁寧に教えてくれます。電話番号は試験機関のサイトや受験の手引に書いてあります。

経験上ですが、特にこちら側の素性を調べて言動を細かくチェックするようなことはありません。聞いたことに応えてくれます。

実務経験として認められる工事・業務・立場、重複の按分方法で気になる時は迷わず問い合わせ先に電話して、確認しておきましょう。

これは、もしも不合格だった時にその重要さを痛感することになります。

何か気になっているところがあると、不合格の理由は実はアレだったのか・・・と、後で裏が取りようもない要因に余計な詮索をし、無駄な時間を過ごしてしまうからです。

その5

気になることがあれば迷わず問い合わせ先に電話する!

余談:あれこれ・・

✔ 実務経験の虚偽はどうなるか?

本件、よく話題になるので次の記事にまとめてあります。ご参考まで。
実務経験の【虚偽】記載について

✔ 受験票が届かないが受理されていないのか?

受験票は受験日2週間前ぐらいで忘れたころに届きます。何も知らせがない時は受理されたと思って間違いありません。

詳しくは以下を参照下さい。どの種目も期間や間隔はほぼ同じです。

受験の決断から合格発表まで
  • 2月初旬
    決断!申し込み

    まずは迷いを断ち切って決断することが何よりも大事。特に独学で合格目指すなら。

  • 3月~
    第一次検定の勉強開始

    問題集を手に入れて過去問7年分を2~3周します。

  • 5月下旬
    受験票が届く

    受験表が届くのは約2週間前。知らないと「なかなか届かないなぁ」と焦ります。

  • 6月中旬
    第一次検定

    令和3年度より新問題が追加されましたが、従来通りの勉強でOKでした。合否は自己採点で翌日分かる。

  • 7月~8月
    二次の「経験記述」の勉強開始

    問題集を手に入れて第二次検定の「経験記述」の作成とチェック。

  • 7月中旬
    一次の合格発表,二次の申し込み

    合否の書面は数日で届きます。二次も入金・申し込みが必要。忘れずに!

  • 9月~10月
    二次の「記述式問題」の追込み

    過去問10年分を4~5周程度。とにかく書いて覚えます。

  • 9月下旬
    二次の受験表が届く

    経験記述は第三者のチェックも。記述式問題はセルフ模試で進捗度を確認。ここからは体調管理も大事。

  • 10月中旬
    第二次検定の受験

    令和3年度より新問題が追加されましたが、従来通りの勉強でOKでした。

  • 1月中旬
    合格発表

    9:00から以下HPで公開されます。結果の書面は数日で届き、印紙をつけて合格証書を申請します。

  • 2月中旬
    合格証書ゲット!

    ※参考:スケジュールは一般財団法人建設業振興基金のHPを参照した 

受験の決断から合格発表まで
  • 3月中旬~下旬
    決断!申し込み

    まずは迷いを断ち切って決断することが何よりも大事。特に独学で合格目指すなら。

  • 4月~
    第一次検定の勉強開始

    問題集を手に入れて過去問7年分を2~3周します。

  • 6月中旬
    受験票が届く

    受験表が届くのは約2週間前。知らないと「なかなか届かないなぁ」と焦ります。

  • 7月上旬
    第一次検定(旧学科試験)

    令和3年度より新問題が追加されましたが、従来通りの勉強でOKでした。合否は自己採点で翌日分かる。

  • 7月~8月
    二次の「経験記述」の勉強開始

    問題集を手に入れて第二次検定の「経験記述」の作成とチェック。

  • 8月中旬~下旬
    一次の合格発表,二次の申し込み

    合否の書面は数日で届きます。二次も入金・申し込みが必要。忘れずに!

  • 9月~10月
    二次の「記述式問題」の追込み

    過去問10年分を4~5周程度。とにかく書いて覚えます。

  • 9月中旬
    二次の受験表が届く

    経験記述は第三者のチェックも。記述式問題はセルフ模試で進捗度を確認。ここからは体調管理も大事。

  • 10月初旬
    第二次検定の受験(旧実地試験)

    令和3年度より新問題が追加されましたが、従来通りの勉強でOKでした。

  • 1月中旬
    合格発表

    9:00から以下HPで公開されます。結果の書面は数日で届き、印紙をつけて合格証書を申請します。

  • 2月中旬
    合格証書ゲット!

    ※参考:スケジュールは一般財団法人全国建設研修センターのHPを参照した  https://www.jctc.jp/

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その他/参考情報

願書を出せば勉強開始ですね!

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そこでセコカン共通の参考情報を以下にまとめていきます。ご参考になれば幸いです!

1級・2級共通の独学メソッド

セコカン共通で使える一次・二次の包括的な合格戦略のまとめ記事です。

1級建築2級建築1級土木2級土木1級管工事は個別に詳しくまとめています!

スクール・通信・添削サービス一覧

資格スクールや通信講座、コスパの良い添削サービスなど検討したい場合は読んでみて下さい。

経験記述の添削サービスという軸ですが、おおよそ網羅されていると思います。

モチベーションが上がらない時

勉強のモチベーションが上がらない時は、合格した時のメリット、目に見えない心理的な効果などを改めて整理してみて下さい。

施工管理技士のバリューは日増しに高まっています。こちらの記事も参照下さい。

あるいは、勉強の環境をかえてみるとか。色々知ってほしいツールあります。

受験日が近づいて来た時・・

受験1ヶ月前、受験当日に注意すべき事柄をまとめました。

受験直後に気になること・・

受験日にアクセスが急上昇する記事です。

第二次検定の配点は非公表ですが予測できます。次の5種目は詳しくまとめました。
建築土木管工事電気工事電気通信工事

合格発表が近づいてきたら・・

合格発表日の前後でアクセスが急上昇する記事です。

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まとめ

ちょっとした経験談でも知っていると落ち着く情報もあると思いここにまとめてみました。

ご参考になれば幸いです。

その他情報もぜひご活用下さい。

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