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1級建築施工管理技士の第一次検定(学科試験)全問題の【難易度】をランク付け

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こんにちは! イッキュウです。

このブログでは1級建築施工管理技士の第一次検定(学科試験)過去問、全問題の難易度を、私の勉強経験に基づきランク付けします。

※「学科試験」は令和3年より「第一次検定」となり問題構成が若干変わりますが、大部分は同じです。勉強法としてはこれまで通りの過去問学習がベースとなります。ここでは令和2年以前の学科試験の過去問を分析しています。

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全問題の難易度を知ることは重要!

 Aさん
Aさん

各問題の難易度を知ることがそんなに大事なんですか?

イッキュウ
イッキュウ

はい、大事です!最初に知っていおくと大変効率よく勉強できます。

第一次検定(以下、学科試験)の全問題の難易度を知ることは、効率良く勉強するために重要な情報です。

学科試験は令和2年までの過去問では、全82問でその内の60問を解答するため、22問は不要です。

また、60問中36問正解で合格ですから、さらに24問も不要になります。

極端に言えば、82問のうち36問正解すればよく、その他は不要と考えてもいいのです。

過去問勉強を進めていると最終的にどの問題と向き合い、そして捨てるかの判断が必要です。

いわゆる、選択と集中です。それが勉強効率を上げ、精度も高めてくれます。

事前に各問題の難易度を知っておくと取捨選択がし易くなるわけです。

以下に難易度の一覧表を示し、どのようにして難易度を判断したか、また、お奨めの使い方を提案します。

第1次検定の過去問の難易度を検証

まずは結論を。

どうやって決めたんだ?、どう使うんだ?と疑問に感じた方は記事を最後まで読み進めて下さい。

建築学等-建築学(1~20)※問題1~15の内12問を選択、問題16~20は必須回答

123456789101112131415
BACBDCBDDDCCABB
1~3環境工学 4~10力学,一般構造 11~15建築材料 {1~15の内12問を選択}

8~10は解説を何度読んでもわからず、YouTube等の解説も出てこない。ここがご専門でない限り、この3つを最初から除外してください。

1617181920
ACCBC
  16~20設備その他

建築学等-施工共通(21~45)※問題21~33の内5問を選択、問題34~45の内5問を選択

21222324252627282930313233
BBCBDADBCCCAC
21~33躯体 {21~33の内5問を選択}
343536373839404142434445
BCCCDCDABACC
34~45仕上げ {34~45の内5問を選択}

ここは選択問題ですが取捨選択するかは勉強時間に余裕があるかないかで判断して下さい。
全問題第二次検定と関連が深くそのウォーミングアップには最適です。
しかし、1次・2次は出題方式が異なるので「まずは1次の合格」と分けて考え、適度に流すのもありです。

施工管理法(46~70)※全問必須回答

464748495051525354555657
ABCCBCCDABCB
46~53施工計画 54~57工程管理
58596061626364656667686970
BAABACBACCBCC
58~63品質管理 64~70安全管理

令和3年は新問題があり施工管理法・能力問題が5肢2択が追加されます。今年は問題が読めません。施工管理法を深堀りしておくのが一つの対策となるかもしれませんね。

法律(71~82)※問題71〜82の内10問を選択

717273747576777879808182
CBCBABCCBBCC
71~73建築基準法 74~76建設業法 77労働基準法 78~79労働安全衛生法 80~82その他法規 {71~82のうち10問を選択}

建設業法,労働安全衛生法は2次の出題範囲のため深堀りするのは一つですが、問題の切り口が違うので重要視しなくてもいいです。
気になるなら2次の試験(問6)はサッと読めるので3~5年分目を通し、頭の片隅に置くもいいでしょう。

ランク付け方法


ランク付けは私(イッキュウ)の勉強データから割り出しました。

私は過去問・勉強で進めており、問題ごとに合っていれば〇、間違えていれば正答番号を、常にスマホのメモ帳に残していました。それを後にエクセルで表にして各問題の正答率を割り出しています。

学科試験全82問すべて出題テーマが決まっています。

例えば問1は換気、問21は乗入れ構台、問56はネットワーク工程表です。ゆえに問題によって難易度が異なるのは当然です

私は過去問6年分を3周することを目標とし、3周目の問題ごとの正答率を割り出しました。容易な問題はそれまでの勉強で仕上って来て6年分すべて正解します。

一方、難易度の高い問題は、過去問6年分を3周する程度では正答率が上がらなという考え方です。

難易度をA〜Dの4段階で分けるとし、Aは6問正解、Bは5問、Cは3~4問、Ⅾは1~2問としてランク付けしました。

結果、A:B:C:D=14:25:34:9となりました。

ちなみに1級土木A:B:C:D=30:30:20:20となりました…建築より簡単!

ランクの使い方・提案

私はゼネコンでもなく、中小企業の一専門業者の総務課長、工事担当は20年も前のこと。建築学部を出たわけでも高学歴でもありません。必ずしも一発合格に優位な立場になく、おそらく受験者の知識レベルの下の中くらいかと思われます。

つまり、受験者の中では知識・経験はボトムの方であり、そこからスタートしたことから、一定の信頼性があると考えます。

ただし、細かい所は読み手によって違うところもあろうかと考えます。

問題は難易度の差が大きく、容易な問題も多くあり、取捨選択すれば合格できることだけでもわかっていただければと。

あくまでも迷った時の参考に、選択と集中をする際の参考にご利用ください。特にどの問題を捨てるか迷った時にC,Ⅾランクを利用いただければと思います。

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まとめ


学科試験は一見難しく見えますが、少しの勉強で容易に理解できる問題も多数あるということを知って下さい。

ハードルが高いと感じるとモチベーションに悪影響です。

提案した表は使用せずとも、容易な問題が多数隠れていることを知ってもらうだけでも有益と思います。

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