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【1級管工事施工管理技士】は独学で合格出来る!勉強時間・勉強法を紹介する。

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こんにちは! イッキュウです。

このブログでは1級管工事施工管理技士を独学で合格出来る勉強法、勉強時間、モチベーション維持の方法などをまとめます。

イッキュウ
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独学経験をふまえて他のサイトにはない考察・分析もまとめます。

この記事は以下のような方にオススメです
  • 1級管工事の試験内容を知りたい方
    • 合格までのタイムスケジュール
    • 一次や二次の試験内容(過去問10年分)
  • 独学で合格する勉強法を知りたい方
    • オススメの問題集
    • 勉強時間
    • モチベーションの維持の方法
  • 第二次検定の経験記述対策を知りたい方

なお、他の種目に関しては次にまとめてあります。
1級・2級【施工管理技士】の合格メソッドを紹介する【全種目共通】

それでは最初にざっくり結論をまとめ、次に詳しく見ていきます。個別に確認したい場合は以下の目次を開いてご確認下さい!

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1級管工事施工管理技士・合格の勉強法・結論!

それでは最初にざっくりと結論をまとめます。

勉強法の概要
  • 犠牲を払う決意をする:毎日1時間×4ヶ月を覚悟する。
  • 一次:過去問・問題集を購入し7年分を2~3周する。
  • 二次・記述式問題:過去問・問題集を購入し10年分を4~5周する。
  • 二次・経験記述:4題分を作成し、社内の先輩か、外部サービスで添削する。

そう、いたってシンプルです。

やる気さえあれば誰でも、忙しくても高確率で合格出来ます。

勉強時間は人によるところもありますが、「毎日1時間×4ヶ月程度:目安」の決意でOKです。

勉強法も過去問をやって、解説を読むことを繰り返すだけですから。

大半の独学受験者がこの方法で合格しています。建築・土木・その他、1級も2級もやることは同じです。

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1級管工事施工管理技士・合格のための勉強時間

次に1級管工事の申し込みから合格発表までの流れを見た上で、一次、二次に必要な勉強時間を解説します。

1級管工事施工管理技士・申し込みから合格発表までの流れ

受験の決断から合格発表まで
  • 5月
    決断!申し込み

    まずは一定の犠牲を払うことを決意する。

  • 6月~
    第一次検定の勉強

    過去問・問題集を購入し過去問7年分を2~3周します。

  • 8月末
    受験票

    受験表が届くのは約2週間前です。

  • 9月中旬
    第一次検定(旧学科試験)

    主に4肢1択のマークシート問題です。
    正答率60%以上、新規の応用能力問題の50%以上で合格です。

  • 10月~
    二次の「経験記述」の勉強開始

    過去問・問題集を購入し第二次検定の「経験記述」の作成と添削チェックを行う。

  • 10月中旬
    一次の合格発表,二次の申し込み

    合否の書面は数日で届きます。同時に二次の入金・申し込みをします。

  • 10~11月
    二次の「記述式問題」の勉強

    過去問10年分を4~5周程度。とにかく書いて覚えます。

  • 11月中旬
    受験票

    受験票が届くのは約2週間前です。 追い込みは程々に、ここからは体調管理を。

  • 12月初旬
    第二次検定の受験(旧実地試験)

    記述式問題と経験記述問題で構成されます。令和3年度より新問題が追加されます。
    全正答率60%以上で合格です。

  • 3月中旬
    合格発表

    9:00から以下HPで公開されます。結果の書面は数日で届き、印紙をつけて合格証書を申請します。

  • 4月中旬
    合格証書が届く

    ※スケジュールは一般財団法人全国建設研修センターのHPを参照した 

申し込みから合格までの流れがつかめたでしょうか。なお願書は以下を参考にして下さい。
【願書の書き方】全種目共通の注意点

次に一次、二次それぞれに必要な勉強時間をご紹介します。

第一次検定(旧学科試験)に必要な勉強時間

気になる勉強時間ですが人によります。結論は・・

50時間+α(~30)です。

過去問・問題集を使って7年分程度を2~3周しますが、1.5~2周するのに要する時間がざっと50時間ぐらいです。

ここまで来ると合格出来ることがわかってきます。一次は簡単なんだなぁと。

あとは残りの日程をふまえて、ご自分で+α分は調整してほしいですが、詳しくは勉強法で説明します。

第二次検定(旧実地試験)に必要な勉強時間

2次は記述式になり、経験記述もあって、急角度で難しくなります。これも人によりますが、勉強時間の結論は・・

記述式問題で70時間 + 経験記述10時間 +α(~40) です。

過去問・問題集を使って10年分程度を4~5周しますが、3周するのに要する時間がざっと50時間ぐらいです。

また、経験記述を4題分作って覚えていく作業が10時間程度と見ています。

あとは残りの日程をふまえて、ご自分で+α分は調整してほしいです。

イッキュウ
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記述はどうしても不安になって過度に+αをしてしまうかもしれません。

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1級管工事施工管理技士・モチベーションの維持方法

勉強方法以前に心構えが大事です。

モチベーションに関する記述なので、一部キツめに書きますね・・

何かを得るには犠牲を払う必要がある!

前記に勉強時間を紹介しました。一次と二次をあわせて120~200時間程度です。

何かを得ようとすると一定の犠牲が必要です。つまり「毎日1時間×4ヶ月」程度を決意出来るかどうかです。

「その程度か!」と思える人はほぼ合格決まりです。

逆に言えばこの程度が調整出来ない、時間が作れない、難しい、、、と思うならば、やめたほうがいいかもしれません。

例えば、問題集を買います。朝食前に20分読む、お昼休み後に20分読む、その他空き時間や帰宅後に20分読む・・でいいのです。飲みにも行けるし、テレビドラマもみれます。決意なんて言葉は恥ずかしくなりますよね。

頭の良し悪しは関係ありません。これは実際に勉強をスタートすればわかります。必要なのはコツコツ進める力だけです。

イッキュウ
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そうはいうものの、不安になる、躊躇してしまうのはよくわかります。

30~50時間までがシンドいところです。以後は、これは行けるなと感触がえられるので、モチベーションマネジメントは不要になるとも思います。

※時間配分やモチベーションはこちらの記事でも詳しく解説しています。
不合格だった時に見直すべき4つのこと!

次に念の為、モチベーションを上げる情報をまとめます。

合格後のメリットを再確認して未来の自分をイメージする

施工管理技士資格を取得に至った気持ちを突き詰めると、年収がアップするということですよね。

言っておきます!確実に年収アップしますよ!

その土台となるものは以下の通りです。挫けそうなときはこれらを踏まえて、充実している良い自分をイメージ・妄想して下さい。

  • 1級:監理技術者,2級:主任技術者になれる。
  • 会社の技術評価点5点が得られ、社内の存在感が上がる。
  • 求人・募集における選択肢が増える。

でも実は目に見えないメリット・効果もたくさんあるんです。

こちらの方が大事と思っていて以下にまとめました。
【迷っている】人に伝えたい!受験自体に意味がある6つのメリット
【施工管理技士】は神スキルで需要が急増!転職をシミュレーションすべし!

とある高校の新聞記事に勇気をもらう

記事を一部抜粋します。

島根県立東部高等技術校(出雲市長浜町)の住環境・土木科2年生8人全員が、2級土木施工管理技士補と2級管工事施工管理技士補の国家資格にダブル合格した。

https://www.kensetsunews.com/web-kan/614513

偉いなと感心したし、我々実場面に立っている大人が、負けてられないなぁと思いました。

2級とはいえ努力次第ということです。

決断が全ての根本となるので丁寧に説明しました。以下から本題です。

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1級管工事 第一次検定・独学勉強法

第一次検定(旧学科試験)は4肢1択が主となるマークシートです。令和3年度より一部の問題で4肢2択問題が追加されました。

勉強法は過去問を7年分を2~3周でOKで、2周程度すると合格出来ることが実感できます。

次に詳しく見ていきます。

1級管工事の第一次検定(旧学科試験)の内容

第一次検定は午前と午後に分けれます。

午前の部は44問中33問解答、午後の部は29問中27問解答し、合計73問中60問を解答する形式でした。

No.1~14
(一般基礎)
No.15~37
(専門)
No.38~44
(専門)
14問必須解答23問中12問解答7問必須解答
原論:10,電気工学:2,建築学:2空調:11,衛生:12設備:5,設計図書:2
午前の部:44問中33問を解答
No.1~10No.11~22No.23~29
※新問題
10問必須解答12問中10問解答7問必須解答
※4肢2択
施工管理法:10法規:12施工管理法・応用能力:7
午前の部:29問中27問を解答

令和3年度の制度改正で、午後の分で新問題の7題・4肢2択が導入されました。

大きな変化はなく、難しかったり、目新しい感じはありませんが、足切り点がちょっとしたプレッシャーです。

合格点は60%以上ですから、全体で36問以上と、施工管理法・応用能力で4問以上の正解で合格となります。

まず、過去問・問題集を手に入れる

過去問・問題集を入手して下さい。テキスト・参考書の類は不要です。

色々あって迷うと思うのですが、時間がもったいないので、業界定番で硬派で濃厚な一冊をおすすめします。地域開発研究所の過去問解説集です。

テキストがどうしてもほしいなら、同社の第二次検定の冊子に組み込まれているので一緒に購入して下さい。

第一次検定はまず合格できます。コツコツやると決意が出来ているなら、最初に買っておいて間違いないでしょう。

問題集が決まれば耳学するのも一つです。以下の記事も参照下さい。

過去問・問題集(7年分)を2~3周する

https://sakura394.jp/diary/classroom/boukyakukyokusen

過去問・問題集7年分を2~3周目指して計画します。

エビングハウスの忘却曲線は勉強・記憶の定番理論です。これによれば、最初の1ヶ月は頭に入れてもどんどん忘れていきます。

そこで、1ヶ月、1周目あたりは、1年分を全部解いて翌年度に移行する【縦串方式】ではなく、分野ごとに攻める【横串方式】とします。

縦串1年分(73問)をこなし、翌年の問題へ進む方式でサイクルが遅い
横串 例えば一般基礎なら1~14問をこなし、翌年の一般基礎へ進む方式でサイクルが早い

こうすると同系の問題に接するサイクルが早くなるので記憶が定着しやすくなります。

忘却曲線によれば1ヶ月後程度から記憶の定着進むので、そこから縦串方式に変更すると更に定着が進みます。

問題文も解説も全く理解不能で、問題ありません。とにかく問題を解いては解説を読む、この繰り返しでOKです。
※あまりに意味が分からない時は用語検索程度は行います。

問題別に時系列で出題傾向の全体像をつかめてくればOKなんです。

なお、選択問題がありますが、勉強段階で絞り込みはオススメしません。空調でポジションをとっても、衛生を勉強しなかったとします。しかし、空調が難しく、衛生が簡単という可能性もあります。すべて勉強しておき、当日は簡単な問題を分野を問わず選んでいくイメージがいいのです。

2周目終了後、未経験の問題でセルフ模試をする

2周目・2ヶ月後は間隔をあけても問題ないため、年度毎に解いて行き(縦串方式)、合格点以上を意識していきます。選択問題も選んでいき、正答率があがるか確認していきます。

2周終了して実力を実感できれば、未経験の問題で実際の試験想定で解いてみます。これをセルフ模試とします。

セルフ模試で合格ライン60%+遊びの10%で、70%以上超えたらOKです。

その結果をもとに後の勉強時間は調整し、試験当日が記憶のピークになるようにして下さい。

ラスト1か月は以下の記事も参照して下さい。

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第二次検定の勉強方法

第二次検定(旧実地試験)は記述問題で、問1~5記述式問題と問6の経験記述と大きく2つに分けられます。

一次と比較して難易度が急角度で上がります。

勉強法の構成は一次とほぼ同じですが、記述問題となる点が大きな違いです。

自身の経験を記述する論述的問題もあり、そこでは減点されない工夫も必要です。

ただし、選択問題もあるので、合格点60%を狙ってうまく調整していきましょう。

1級管工事の第二次検定(旧実地試験)の内容

令和3年度から改正され、実地試験は第二次検定と名前も変わります。

実績がまだないので、旧実地試験の内容をみていきます。

出題出題項目問題数出題選択
問1施工要領図4問必須
問2空調設備の施工4問選択
問2と3いずれか
問3給排水設備の施工4問
問4工程管理(ネットワーク)5問選択
問4と5いずれか
問5安全衛生法令(穴埋め)5問
問6施工経験記述必須

今年からの変更内容はわかりませんが、一次の変更が易しかったこと、同じ所轄の土木の二次の変更も易しかったを考えると、今まで通り過去問対策で良いと考えられます。

まず、過去問・問題集を手に入れる

ここから勉強法ですが、大きな流れは一次と同じですので、簡潔にまとめていきます。

問題集は業界定番で硬派で濃厚な一冊をおすすめします。地域開発研究所の過去問解説集です。

経験記述を準備する

経験記述は自信の実際の経験を記述する問題です。

減点されないためのに一定のルールがあります。解説集をよく読めば記載が可能です。

テーマは「安全管理」「工程管理」「材料・機材の現場受入検査」「総合的な試運転調整 or 完成に伴う自主検査」の5つに絞られるので、事前に解答の準備が可能となります。

問題集の解答例等から自分の経験に合致する事例を取り上げテンプレートとします。

自身の経験から具体的数値などを加筆し、現場の臨場感を出します。出来た案は客観的視点で読み返し、ストーリー性があればOKです。

文書作成等に慣れていない人は、先輩等の経験者に内容を確認してもらうと良いです。これは必ずして下さい。

経験記述は準備さえしていれば8~9割はとれます。

なお、過去問事例集の引用は問題ありません。その際の注意点は以下にまとめました。
経験記述で嘘や事例集の丸写しで合格出来るか?失格はあるのか?

※自身の経験記述案は独りよがりになることも多いです。

もしも、第3者のチェックが社内で頼めない場合、格安サービスもあるので検討するもの一つです。例えばオススメは 独学サポート事務局です。

イッキュウ
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裏をとるのに、社内に有資格者がいなかったり、協力的でないならおススメかもしれません。社内とは言え気を遣う人、忙しい人もいますしね。

※その他のサービスは次にまとめました。


※記述式問題に適した文房具を揃えると効率が上がります。以下を参照ください。

過去問・問題集(10年分)を4~5周する

第二次検定の記述式問題は、過去問・問題集10年分を4~5周目指して計画します。

これも、記憶の定着を目的に、1ヶ月・2周目あたりまでは、年度ごとの縦串方式ではなく、分野ごとの横串方式で行きます。

こうすると同系の問題に接するサイクルが早くなるので記憶が定着しやすくなります。

なお、選択問題がありますが、勉強段階で絞り込みはオススメしません。全部勉強して、当日は簡単な方を選ぶという方針が良いです。ただし、日頃の業務の専門が偏っている場合、ネットワーク工程表で要領をしっかりつかんだ場合、などは絞ってもよいかもしれません。

4周目終了後、未経験の問題でセルフ模試をやる

二次も一次と同様に未経験の問題でセルフ模試をします。

経験記述は丸暗記で行けるので80〜90%取れるとし、記述式問題が安全圏の60%とれているか確認します。

必要な勉強時間や繰返し回数は人によります。

セルフ模試のタイミングは自信がついてきたころで良いです。

配点は経験記述40点記述式問題が60点です。詳しくは以下にまとめました。
第二次検定の【配点】を予想! 同時に気を付けるポイントがある。

なお、色々と話題になる足切り点ですが、第二次検定ではありません。詳しくは以下にまとめました。
第二次検定には「足切り」がない!

あとは運を天に任せて当日を迎えるだけです。当日の状況は以下を参照してください。
【経験談】受験当日にやってはいけないこと・準備・注意事項

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まとめ・1級管工事施工管理技士は独学で合格が可能

1級管工事施工管理技士は独学で合格可能です。

2級や他の種目の合格メソッドも以下にまとめてあります。

当勉強法は独学経験をベースとし、本やサイトで裏をとってまとめたものです。特に良い文献は次にまとめました。
【受験・資格・人生】を独学で乗り切る勉強法・おすすめ本6選

また、全ての資格取得に有効です。「肩書」は幅広くもつことで就職や昇進の際に差別化が出来ます。

より幅広く使えるように再構成したのが次の記事です。合格したら是非とも「次」を検討下さい。
【資格・勉強法】忙しい社会人でも独学で合格が出来る理由

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