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施工管理技士資格や働き方に関するブログを運営しています! イッキュウです。
施工管理技士資格の合格を土台として、ステップアップ、転職、独立といったロードマップを描いている方もいると思います。
このブログでは施工管理技士スキルの需要が急増している理由と、転職やステップアップについて、役立つ情報をまとめます。
そして、転職の意思がなくても転職サイトには登録、少しでも気持ちがあるならエージェントとの面談をオススメします。
転職が良いとか、すべきとか言うつもりはありません。今のところで頑張り続けると決めるのも素晴らしいことです。ここで伝えたいのは、転職をシミュレーションすることは絶対にすべきだと言うことです!
その理由についても詳しく説明します。
土木建築業界で25年以上の見識を持って、特に若い方へアドバイスするつもりでまとめます。
【施工管理技士】は神スキルで需要が急増している。転職をシミュレーションすべし!
雑誌「プレジデント」によれば、施工管理技士は需要急増・神スキルの一つとして紹介されています。
「施工管理のスペシャリストで建設現場には不可欠な人材。求人数は建築士の倍以上と急増。風力発電プラント建設でも需要が多く、現場経験が豊富であれば50歳以上でもほしい職種。実際に70歳でも」
あなたの給料は、安すぎる (プレジデント2021年 12/31号)
雑誌「プレジデント」は市販で一番売れているビジネス総合誌で、同号のテーマは給料や働き方でした。
ここで【空前絶後の転職ブーム!】将来有望「業界10」×「最強スキル5」の中で次のような形で紹介されていました。
- ITコンサルティング
- データサイエンティスト
- 事業開発
- インサイドセールス
- 施工管理技士
同列で並んでいるスキルをみれば施工管理技士の価値の高さがわかります!
その影響で、土木・建設業界の雇用状況は大きく変化しています。
日本では難しかった欧米型のキャリアップ、つまり転職を積み上げてスキルや年収を向上させるのが可能になって来ました。
そして、転職をシミュレーションすべし状況にもなって来ました。
次に土木・建築業界の変化について具体的にご紹介します。
以前は「きつい」「やめとけ」と言われる職種だった‥
土木・建設業界のイメージですが、あまり良くないように感じます。
これは業界人としても分かっています。実際、以下の事実はあったからです。
- 長時間残業や土日営業も普通にある。
- 暑い、寒い、汚い、臭い、また重労働などもある。
- 高所、解体、飛来、地盤が悪いなど危険な場所もある。
ただし、これらは労務や安全の法体系も未成熟な中で高度成長を成し遂げた昭和の価値観の名残りです。
本来は平成に入った30年前ぐらいから改善されるべきことでしたが、その後のバブル崩壊で「失われた20年」「仕事がない・給料が上がらない・デフレ」となりました。
昭和の価値観が昨今まで惰性で続いた感じとなりました。
※この点についてかなり深堀りした記事を見つけたのでご紹介します。
》未経験で施工管理はここがきつい!7つの理由と回避方法 – ビルキャリ.
しかし、これもアベノミクス以後に大きく変化し、そして令和の時代となりました。
土木・建築業界は深刻な人手不足であり、需要が急増しています。
アベノミクス以後、デフレ脱却とは行かずとも一定の改善はあって、株価は倍以上となりました。
深刻な人手不足も生じました。そして、、、
・雇用マーケットは活性化し、人材確保の競争は激化した。
↓
・ブラック企業からホワイト企業に転換する企業が急増している。
今は以下のような感じです。
- 大手や役所関係は現場の週休二日を推奨
- 夏場は空調服や熱中症センサーを装着
- 重労働はパワースーツ、安全帯はフルハーネス化
- IT労務管理、WEB会議、GHSラベルやSDSの義務化
- メンタルケア、パワハラ防止、インフルエンザワクチンの補助
- 女性や未成年者保護の一方、女性の進出を促進
清水建設や大林組のCMのようにクリーンなイメージで、社会インフラの構築に携わることが出来る達成感の高い職種になりつつあります。
今はまさに過渡期、土木・建築業界は雇用方針の大幅な転換を迫られています。
土木・建設業界は過渡期であり、今、打って出られる!
日本では雇用の流動化は低く、転職によるステップアップという考え方は少数です。
しかし、競争が激化し、ホワイト企業が普通になりつつある土木・建築業界において、その基盤人材となる施工管理技士の雇用ニーズが急増しています。
そしてうまくステップアップと人脈形成が出来れば独立も夢ではありません。
そこで、まずは転職をシミュレーションすることをおすすめします。
※たとえ今、その意図がなかったとしてもです。
転職はシュミュレーションだけでもかなり有意義である!
※ここ、この記事の要の部分ですので、是非想像力を働かせて読んでください!
繰り返します。シミュレーションだけでもかなり有意義です。理由は以下の通りです。
✔転職は準備とタイミングも大事だから。
人間関係や家族の都合、転勤などで急に転職と向き合わうべき時もあります。
思い立った時に、あの資格が、あのスキルが、あの経験をしておけば・・もよくある話です。
常に何か起こる前提で、価値の高い資格や職務経験を意識し、準備するのがベターです。
✔自社を世間スタンダードで客観視出来るから。
自社がブラックと思っていたが意外に平均だった、普通と思っていたがかなりブラックだったということも少なくありません。
上辺だけでない、真剣な視点や、幅広い情報で自社を評価すべきです。
それは社内にいるだけではわかりませんが、転職を何度も続けるわけにも行きません。転職するつもりで精査しまくるのです。
✔自分の市場価値を知ることは大事だから。
自分を過大評価していて不満をためていた、意外に自分のスキルは悪くないが低く評価されていた、などはよくある話です。
自分を過大評価していた場合、不満が溜まっていたのが一転して感謝の気持ちに変わるケースもあるでしょう。余計なストレスがなくなる場合もあります。
参考までに、有名企業12社を渡り歩いた経験を記した書籍の一部を引用します。
僕は今でも毎年転職活動をしています。正確には実際に転職するかどうかに関わらず、ずっと転職サイトに登録して、外から見た自分の評価を更新し続けています。~中略~自分のことを客観的にみることに意味があるのです。
どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール
さて、シミュレーションの重要性が分かったら、次はその方法です!
転職をシュミレーションする方法
転職をシミュレーションする方法を、簡単なところから順にあげていきます。
※やるべき順ではありません。
✓ 他社の雇用条件の情報を集め、自分なりの相場観をつける。
普段から関係する取引会社やライバル会社の情報を集めておきます。
集めるのは、ノルマ、残業時間、休日出勤、手当、役職別の年収、資格手当、離職率などです。
雇用条件や給与が悪い会社が、目標やノルマにゆるい会社ということもありえます。一面的に見ずに、総合的に見ていく必要があります。
口コミサイト:転職会議などに登録して一面的に見ないような訓練も必要です。
また、書籍などで視野を広げる努力も必要です。
余談ですが、聴き放題・オーディオブックの30日無料体験で「転職を考える時に良い書籍」を一気に聴き込むという手もあります。詳しくは以下にまとめました。
※これ以後の✓内容は『書籍:転職2.0』も参考にしました。
✓転職サイトに登録して転職市場の相場を知る。
次は転職サイトに登録して、雇用マーケットに出ている条件をチェックします。
普段集めている情報を更に精査し、自分の相場観の精度を高めるのです。
そして、履歴書や職務経歴書の作成、面接をイメージしたり、どんな会社へ行きたいかなどを考えます。
✓毎年、職務経歴書を更新させる。
他社の雇用条件や相場観が見えてきたら、自分の課題や進むべき方向性も見えてきます。
例えば、施工管理技士を2級から1級へ高める、土木と建築と2つ揃える、他の資格にトライする、伸びしろのあるICT技術を身につける、などです。
または、最終的に狙う会社の前に、キャリア形成の一環として、専門の会社で数年働いてみるなど、長期の課題が見えてくるかもしれません。
そして、毎年、自分のスキル・職務経歴書をアップデート出来ているかチェックするのです。
✓転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーと会ってみる。
少しでも転職に意欲があるならあば、転職エージェントに登録します。
※別に上記手順を踏む必要は一切ありません。いきなりエージェントもありです。
そしてキャリアアドバイザーに面談してみるのです。マーケットニーズ、自分の市場価値、転職のノウハウがわかることでしょう。
担当者と会うのに少し抵抗のある人は、イメージに役立つ本があります。
純粋な営業マンとやり手のアドバイザーの話です。ビジネス書として手にとったのですが、小説仕立てになっていて面白く、一気に読了しました。20万部突破の大ベストセラーです。
今や企業と求職者を無料で仲介してくれるエージェントが主流
転職を考える時に検討する先は大きく3つあります。全て無料ですが今や転職エージェントが主流になりつつありますね。
方法 | 特長 |
---|---|
ハローワーク | 地方自治体の運営で地元の求人が多い。 玉石混交という意見も・・ |
転職サイト | 全国の求人が探せる。 従来の一般的なスタイル。 |
転職エージェント | 求人情報から採用までアドバイスがある。 雇用側のコストが高い分マッチング率が高い。 |
何もなくても転職は意識すべきですので、まずは転職サイト登録が良いです。
一定程度、転職を意識しているならば、転職エージェントに登録すべしです。
転職サイトと転職エージェントは下記のように使い分けると良いです。
転職サイト | ・まずは情報収集・相場観をつけたい場合 ・マイペースに進めたい場合 ・仕事が忙しく、アドバイザーとの面談時間を確保できない場合 |
転職エージェント | ・転職意欲がかなり高い場合 ・初めての転職活動で、アドバイスをもらいたい場合 ・アドバイザーとの面談の時間を確保できる場合 ・なるべく内定を早くもらいたい場合 |
おすすめ転職サイト・転職エージェント
今は転職サイト、エージェントが無数にあって選択肢が多いのも困りものです。
まぁ、大手を中心に有名どころをおさえておけば、クオリティはどこもほぼ一緒です。
どの会社にもいい人、だめな人がいるように、いいキャリアドバイザー、いい会社に出会えるかは「縁」です。それを引き込むのは最終的には自分です。
目的や夢を持ち、よく調べ、よく準備したか、気持ちの強い人がやはり引き寄せるものです。だから、ここはあまり深く考えずに、トライすることにフォーカスして欲しいですね。
そこで転職サイトと転職エージェント両方の機能を有する大手サイト2社と、専門の転職エージェント2社をご紹介します。
定番サイトはリクルートエージェント、 dodaです。この2点は必須です。
dodaは1つのサイトで「転職サイト」と「転職エージェント」の機能があります。
まずはここの登録は必須です。
dodaは日本最大級の求人数を掲載し、 職種、年齢、経験を問わず、さまざまな方に利用出来ます。大手・優良企業を中心に常時豊富な求人情報を掲載しています。興味があれば‥
》転職成功の秘訣は、サイトに公開されない求人にあった。
リクルートは定番中の定番、最大手ですよね!
ここも1つのサイトで「転職サイト」と「転職エージェント」の機能があります。
リクルートエージェントは求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1。実績豊富な転職エージェントが成功に導いてくれます。
》厳選非公開求人数 10万件以上!
転職エージェントでも構えず、まずは登録で良いと思います。
転職エージェントに登録したからといって、必ず転職しないといけないわけではありません。転職を具体的に検討していなくても転職エージェントに登録し、求人情報を閲覧したり、紹介してもらうことは可能です。
リクルートエージェントQ&A:https://www.r-agent.com/guide/articleqa/5967/
専門の転職エージェントはRSG、建築転職、セコカンNEXTなどがあります。
専門系で良く聞くのはこの辺かと思います。
RSGはメディアでも紹介されているところが良いですね。それなりの実績と責任を持っているということですから。
RSGは 業界トップクラスの求人案件数を保有。 非公開求人は独自入手の案件もあり、好条件の求人に出会える可能性も高いです。日本マーケティングリサーチ機構の人材紹介会社イメージ調査実績では「コンサルタント信頼度 第1位」「転職サポート充実度 第1位」です。
》建設業界への転職なら【RSG Construction Agent】
そして、建築転職は建設業界で働く人が選ぶ 転職エージェント3冠達成しました。
・建築士におすすめ No1
・施工管理技士におすすめ No1
・サポート体制 No1
まとめ
【施工管理技士】は神スキルで需要が急増している。
土木・建築業界の職場環境は大幅に改善が進んおり今も進行形である。
今は過渡期であり、施工管理技士スキルを持っている人はチャンス。着実なステップアップと人脈形成が出来れば独立も見えてくる!です。
頑張って下さい。
なお、転職や働き方を考える場合、人生を包括的に見ることも必要です。以下の記事もぜひご参照ください。
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