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こんにちは! セコカン勉強法ブログを運営しています。イッキュウ です。
1~3月は各種施工管理技士の合格発表の時期ですね。
このブログでは不運にも不合格だった場合に見直して欲しい4つのことをまとめます。
不合格通知は数日で届きます。この頃にじわじわと悔しさが湧いてきます。
落ちた直後に見直す作業・・・酷かもしれません。しかし、悔しいという感情は大きなエネルギーになるんです。それを使って次につなげて欲しいという気持ちです。
これら4点、具体的にどう修正すべきか、ご提案します。
動機・モチベーションを確認
なぜ試験を受けようと思ったのかその動機を再確認して下さい。方法論よりもここが一番大事になってきますので。
施工管理技士の問題自体は実はそんなに難しくないです。
合格には個々に必要な勉強時間があり、それが満タンになったら誰でも合格します。
ザックリ言いうと1日1時間・半年間が一つの目安。これを越えると合格します。IQも学歴も不要です。※詳細は後述します。
また、毎日1時間は20代にはかなりしんどいですが、社会で揉まれて成熟した40代なら割と簡単です。
毎日1時間の継続は、モチベーションが高ければ簡単ですが、低いとどうにもなりません。
そこで、動機の再確認と、それをエネルギーに変換してモチベーションを維持することが必要なんです。
それでは確認ポイントを見て行きます。
✔ まずは自分の中の負のエネルギーを検索する!
何かを思うところがあって受験を決めたはず…
特に自分の中に負のエネルギーがないか、心の中を検索してほしいです。
※+思考の前向きなエネルギーであればなおOKです。
給料が安い、出世したい、転職したい、元請けや上司・同僚に偉そうにされている、仲の良い同僚に肩を並べたい、学歴が低い、馬鹿っぽいと思われている気がする、あんな奴が1級持っている、会社からの扱いが比較的低い、こんな会社辞めてしましたい・・・
こんな気持ちがあれば大事にしてほしいです。原点です。スマホやメモ帳にも書き留めて下さい。これは大きなエネルギーに変わります。
✔ 施工管理技士のメリットを再確認する!
施工管理技士の一般的メリットは以下の通りです。これにより、色んな要素が組み合わさって年収や社内プレゼンスが上がるのです。
しかし、実は目に見えないメリットがあります。詳しくはこちら…
》施工管理技士の受験を迷っている人に伝えたい!6つのメリット
なお、負の感情は定着すると厄介です。
うまくエネルギーに変えられてステップアップ出来ればいいですが、定着すると腐って来て、斜に構えた人格が出来あがります。負のエネルギーはある意味で取り扱い注意なんです。
セコカン合格はこの負のエネルギーを吹き飛ばしてくれます。目に見えない6つもメリットもぜひ意識して下さい。
その他・参考・・
あなたの給料は、安すぎる (プレジデント2021年 12/31号) によれば、施工管理技士は需要急増・神スキルの一つとして紹介されています。
「施工管理のスペシャリストで建設現場には不可欠な人材。求人数は建築士の倍以上と急増。風力発電プラント建設でも需要が多く、現場経験が豊富であれば50歳以上でもほしい職種。実際に70歳でも」
あなたの給料は、安すぎる (プレジデント2021年 12/31号)
これはテンションがあがりました。
しかも、70歳で再就職…!?
話は脱線しますが、これから「人生100年時代」に入ります。人生設計を見直した上で、そこまで視野にいれるとなお良いです…》【人生100年時代】を簡単に解説!普通のサラリーマンがやるべき5つのこと!
70歳でも再就職が出来る・・。早く、主任技術者、監理技術者となって、経験を積み、人生100年時代に対応したいですね。
✔ 決意が出来たなら「リスタート」の準備はOK!
色んな切り口を提案させてもらいました。
なぜ、セコカンの受験を決めたのか、自分の気持ちが整理できたでしょうか。
目的を明確にして、決意が出来たら合格出来ます。
もしもモチベーションが下がってきたら、書き留めた負のエネルギーを見つめ直して下さい。得られるメリットをもう一度確認して下さい。
私も正直言うと「あんな奴が持っている!悔しい」というのが一番のパワーになりました‥
ここが原点です。
勉強の戦略・戦術は間違いなかったか
次に勉強の進め方のチェックです。
✔ 合格する人は確立された手法をとっている
合格する人は「資格スクール」「通信講座」を受けている人が多いです。独学ならば一定の戦略を立てています。
つまり、合格者は何らかの確立された手法をとっています。
もちろん、独学でも十分合格可能であり、当ブログではそのノウハウを全て紹介しています。
独学の場合「戦略は過去問を繰り返してトータル勉強時間200時間(目安)とする」「戦術は毎日1時間前後の勉強時間をとって継続する」となります。
もしも、闇雲に進めてしまったなら、戦略を固めて下さい。
資格スクールも含めてこちらにまとめています。
》施工管理技士の共通【合格】メソッドを紹介する!
前記の独学法で進めて不合格になったなら、必要勉強時間の未達と考えられます。
※経験記述要因は後述します。
- 100時間、150時間 → ×:不合格
- 200時間、250時間 → ◎:合格
こんな簡単な構図です。
『必要勉強時間に到達=合格』なんです。
難しいのは問題ではなくて、毎日の時間配分のマネジメントです。これが次のステップです。
なお、「問題自体が難しくない」の考え方に抵抗があるかもしれないので、次に解説しておきます。
✔ 施工管理技士の問題自体は難しくない
施工管理技士は、問題自体は難しくないです。一次なら過去問2~3周やれば誰でも出来るようになります。
ここを疑うならば次の作業を試してみて下さい。一次をパスした人は飛ばして下さい。
- 一次なら過去問解説集を準備し、最初の5問程度を6年分やる。
- その後、初めての年度の5問をやる。※4択のため5問やれば確率的には1問は正解します。
- 初めての5問ですが、早い人は合格点60%、つまり3問以上正解出来ます。
- 少なくとも、今後勉強を進めれば3問以上の正解出来ると分かってきます。
- あとは、残りの問題も同じ作業をするだけです。
簡単な理由は、知識的な記憶を問うだけだからです。数学や国語のようなセンスやIQを要する問題はほぼありません。
二次の問題もほぼ知識を記憶する作業です。過去問・10年分の分析をすると少なくとも6割は同じ、または類似問題から出ているからです。
次は1級建築施工の一つの設問に過ぎませんが、出題方式を分析した記事です。
》第二次検定【問2:仮設計画と安全管理】過去問を分析
出題は過去問を繰り返しているのが見えてきます。全てのセコカン問題がこんな感じで作られています。
経験記述も記憶だけです。
ただし、事前準備する自作の案が間違っている可能性があるので、合格者の先輩や市販サービスを使って添削してもらうことが必須です。ここで手を抜くと合格率が下がります。※これは後述します。
二次が難しく感じるのは、経験記述の減点ポイントがわからないこと、記述式で記憶する量も一次より多いので、余計に勉強時間がかかるからです。
まとめると、簡単な知識・記憶を積み上げるだけで、難解な問題はないということです。
繰り返しになりますが、一定の勉強時間をかければ必ず合格レベルに達するということです。
戦術として「1日1時間を継続する」だけです。次に見ていきます。
勉強時間は配分できたか
勉強時間は一次と二次トータルで200時間(目安)が必要です。
※級や種目ごとで異なります。
ベストセラーの「独学大全」によれば「勉強が上手くいくか否かは、テクニックでも効率でもなく、普段の生活の中で適切に時間を配分したかどうかによる」とのことです。
参考書籍 》独学大全【読書猿】
同書でも紹介されてある時間配分のノウハウも含めて次に紹介していきます。
✔ 生活のグレー時間を狙います!
一日・24時間の間には、拘束されていない「ホワイト時間」、仕事をなどで拘束されている「ブラック時間」、どちらでもない「グレー時間」があります。
通常はホワイト時間で勉強となりますが、これが大変であり挫折してしまうのです。
睡眠時間を削ると1日25時間で生きている感覚になり、晩酌などを削るとストレスが溜まるので。
そこでグレー時間を狙います。
何かをしているが、ながら勉強が出来る以下のような時間です。
- 朝食時間
- 通勤時間
- 仕事・休憩時間
- 昼食時間
例えば、朝食10分、昼食20分、通勤30分などで勉強時間を組み立てます。
こうすると無理なく時間が作れます。
人によりますが、ながら勉強は1時間程度が無理のないところと思います。
なお、ながら勉強は一定の工夫が必要な場合もあります。例えば・・
Kindle版のある問題集を買う、問題集を地道にPDF化または縮小コピーして持ち歩く、解説をボイスレコーダーで録音して通勤時間に聞くなどです。
》【資格の勉強】に役立つ文房具・便利グッズを紹介!
》【資格・独学】スマホのボイスメモで倍速による耳学がおすすめ!
うまく進めるコツは前記のようなちょっとした準備をして進めることです。1~2週間を目処に努力して下さい。ルーティン化して自分のスタイルが出来ればこちらのものです。
これで時間を積上げ、ながら勉強で目標時間(目安200時間)の7~8割を固めるのです。
✔ ホワイト時間は意外にサボってしまうので注意!
ホワイト時間は取り扱い注意です。
グレー時間で積み上げられない場合、例えば「夜9時から1時間する」などと決めなければなりません。
拘束されないホワイト時間は、例えばテレビやゲーム、家族団らん、または飲み会などに使っていた時間です。
つまり、注意してくれる人がおらず、誘惑に負けやすく、ルーティン化しないという側面があります。
ただし、ホワイト時間はながら勉強よりも質が高められ、集中も出来ます。
※ホワイト時間で集中する技法は後述します。
そこで、ルーティン化するまでの5つのコツを以下にまとめます。
コツ | 効果 | |
1 | 朝に時間を作る | 邪魔が入りにくい(急用や疲労がない) |
2 | 会社に30分早く行って時間を作る | 生活ルーティンに絡むので定着しやすい |
3 | 時間目標ではなく机につくことを目標にする | 実は机につくかどうかが最大の壁です |
4 | 1問だけでもOKとし、必ず机につくと決める | これもとにかく机につく工夫です |
5 | 勉強の記録をつけて履歴を可視化する | 一定期間続くと止めたくなくなる(もったいない感) |
ガッツリ勉強のログをつけた事例が以下です。興味が有ればご参考まで。
》1級土木・第一次検定の勉強中の実力を測る方法【模擬試験も不要】
✔ ホワイト・ブラック・グレーのベストミックスが良い!
勉強がルーティン化すれば、ブラック時間も実は使えます。
常に何らかの問題意識が頭にあるので、仕事仲間に雑談でどんどん質問したらいいのです。
また、頭にある問題意識は脳が勝手に整理するのでブラック時間も使っていることになります。
時間の使い方のベストミックス(一例)は以下の通りです。
グレー時間 | ホワイト時間 | ブラック時間 | |
比率 | 70% (140時間) | 28% (56時間) | 2% (4時間) |
使い方 | 時間の積上げ, 解説の熟読, 単純記憶作業 | 記述案の作成, グレー時間用メモの作成 | 仕事中の雑談で質問, 隙間時間に疑問点を検索 |
経験記述を誰かに確認してもらったか
経験記述は必ず第三者のチェックが必要です。
その理由を説明します。そして、是非この発表直後のタイミングで動いて下さい。
✔ 経験記述が第三者のチェックが必要な理由
経験記述を誰のチェックも仰いでいない人が意外に多いです。
特に独学で、先輩から過去の記述例をもらって、自分の経験に合わせて調整する場合です。
過去の合格・記述例で作成しているから見てもらう必要ないだろうと、たかを括ってしまうのです。
面積や構造物や季節が異なると、先輩の記述例が全くそぐわない場合は十分ありえます。
また、文章は接続詞や行間のニュアンスをうまく整えないと、文意は大きく変わります。簡潔にまとめるべきところを、余計な記述をつい増やしてしまいがちです。
「経験記述の丸写しで失格」はいわゆる都市伝説と考えます。丸写しは証明のしようがないからです。
》経験記述で嘘や事例集の丸写しで合格出来るか?失格はあるのか。
しかし、前記のような調整の不備は「こいつ丸写ししたな‥」と採点者の心象が悪くてなって、減点がきつくなる可能性はあります。
そういったアラをあぶり出すのです。
✔ 今この時に経験記述のチェックをすべし!
今、この記憶がフレッシュな時に、ぜひ先輩や同僚に記述例を見てもらって下さい。
たくさん気付くことがあります。そして、第三者チェックの重要性が理解出来るハズです。
もしも、頼る人がいない場合は、市販サービスを使いましょう。例えば独学サポート事務局です。ここは実績も年数も申し分なく、コスパも良好です。
次の受験準備にもなりますので、閑散期で値段が安い時に進めておくのがおすすめです。
》独学サポート事務局
裏をとるのに、社内に有資格者がいなかったり、協力的でないならおススメかもしれません。社内とは言え気を遣う人、忙しい人もいますしね。
まとめ
今この悔しい気持ちをパワーにし、しっかり検証して次につなげて下さい!
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