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1級建築施工管理・第二次検定【問4:仕上げ】の【過去問】を分析・攻略!

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こんにちは!イッキュウです。 1級建築施工管理技士・第二次検定まであと164日ですね。

このブログでは、第二次検定(旧実地試験)の「問4:仕上げ工事」について、過去問の流れ、出題傾向とそのポイント、勉強方法をまとめます。

独学で苦労した経験をふまえ、他のサイトにはない考察・分析もまとめます。

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【問4】は仕上げ工事に関する問題 範囲が広くコツコツと憶えるしかない

【問4】は「仕上げ工事」に関する問題です。

範囲は防水、石、タイル、屋根、金属、左官、建具、塗装、内装、他、と幅が広いです。

そして、次の2種類の出題形式があります。

  1. 記述式:4つの課題に対する留意事項を2つずつ答える。
  2. 語句訂正:8つの各文章中に指定の3か所で一つの誤りがありそれ指定し、訂正する。

「記述式」と「語句訂正」問題は毎年交互に出題されている


いずれにしても解答数は8個です。

当ブログでは【問4】1解答2点で、計16点と考えています。詳しくは以下も参照。
 第二次検定の各問題の配点は・・

※令和2年度(偶数年)が「記述式」でしたから令和3年度(奇数年)は「語句訂正」ということになります。

【問4】の過去問10年分の出題率は・・


「記述式」と「語句訂正」は相互に入り混じって出題されています。

直近3回分をみると、過去10年の再出題率は7.5割と高いです。

  • 令和2年度:4問中3問で7.5割(他1問は一次の過去問:10割とも言える)
  • 令和元年度:8問中6問で7.5割
  • 平成30年度:4問中3問で7.5割
■防水R2R13029282726252423
溶融温度・ルーフィングの張付け        
アスファルト防水保護層の平場部施工        
改質アスファルトシート防水の施工         
ゴムアスファルト系塗膜防水の施工         
外部建具まわりのシーリング         
シーリングのバックアップ材         
■タイルR2R13029282726252423
マスク張り・モザイクタイル張り         
密着張りの施工         
改良圧着張りの施工        
タイル品質の検査表         
有機接着剤によるタイル後張り工法        
剥落防止用引金物         
施工後の接着状態の検査方法         
伸縮調整目地の位置         
■屋根R2R13029282726252423
長尺金属板の加工、下章き        
折板葺きのタイトフレームの取付け        
金属製重ね形折板葺き、       
折板葺きけらば包みの施工         
■金属R2R13029282726252423
軽量鉄骨下地の施工       
軽量鉄骨天井下地の野縁等の施工         
金属製手すりの伸縮         
アルミニウム製笠木の取付け         
■左官R2R13029282726252423
壁モルタル塗りの施工       
吸水調整剤の施工         
セルフレベリング床材        
内外装仕上材の施工       
■建具R2R13029282726252423
ステンレス製建具の板加工         
防煙シャッターの構造        
構造ガスケット法         
■塗装R2R13029282726252423
塗装工事における研紙ずり         
パテ処理の方法        
アクリル樹脂系非水分散形塗料(NAD)         
■内装R2R13029282726252423
せっこうボードの直張り工法        
ロックウール化粧吸音板の施工       
ビニル床シートの盛付け         
フリーアクセスフロア下地・
タイルカーペットの張付け
       
フローリング釘留め工法         
硬質ウレタンフォームの吹付工法の特徴         
■その他R2R13029282726252423
コンクリートひび割れ部への樹脂注入工法
(改修工事)
         
ALCパネルの横張り施工         

平均的には過去問10年分で60%以上の点数をとれると言えます。

ただし、平成29年度は8問中3問という厳しい年もありました。

厳しい年度も想定し、次に勉強法を詳しく見ていきます。

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出題方式と勉強法 

「記述式」の場合 ※偶数年の出題


「記述式」問題の出題形式は以下の通りです。

これはタイルのカテゴリーからの出題で、有機系接着剤が取り上げられ、外壁タイル張りを行う時の施工上の留意事項を問われています。

例えば「1回の塗布面積の限度は、30 分以内に張り終える面積とする。」などを答えます。

他の3問もカテゴリーが変わって、同様の出題形式で問われます。

勉強法は2つ以上の解答を、出来れば3つを準備し、憶えていきます。+αの知識をつけることで「選択問題」対策にもなりえます。

なお、過去問が相互に入り混じっているので「選択問題」も並行して勉強して行きます。
※逆もしかりです。

【語句訂正】の 場合  ※奇数年の出題


「語句訂正」は次のような形で出題されます。

不適当な番号を選び、適切な語句や数値を解答します。この問題の場合は「③」であり「240」と解答します。

他の7問もカテゴリーが変わって、同様の出題形式で問われます。

過去問が相互に入り混じっているので「記述式」も並行して勉強します。
※逆もしかりです。

勉強法のまとめ

年度に関わらず、過去問10年分(記述式5年、語句選択5年)を勉強する。

勉強法としては記述式はとにかく書く、語句選択は見て覚えるでOKです。

これで確率的には60%以上とれますが、平成29年度のようなケースもあります。

一方、旧学科試験の過去問をみると、その知識が解答に役立つものも多くありました。

おさらいで過去問を見直しておき、知識の幅を広げておくと良いでしょう。

旧学科試験の仕上げ問題Noは34~45です。

学科試験は一度クリアしているので、勉強毎にざっと見直しておく程度で良いでしょう。12問程度は直ぐに見直せます。

特に第二次検定を再挑戦の方は、学科試験のブランクがあるため、おススメです。

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まとめ


問4は第二次検定(旧実地試験)の過去問10年分+、旧学科試験の7年分の復習で高得点が狙えます。

なお、包括的な勉強法、一次と二次の勉強におススメな問題集、勉強便利グッズは以下を参照して下さい。

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