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【独学】1級建築施工管理技士の第一次検定・合格力の確認方法【模擬試験】は不要!

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こんにちは! イッキュウです。

このブログでは第一次検定(学科試験)勉強中の受験者の不安を解消するため、勉強進捗度の確認方法を提案します。

Jさん
Jさん

第一次検定を独学で勉強中です。1か月経過したのですが順調に進んでいるか不安です。何とか進捗度を把握出来ないものでしょうか。

イッキュウ
イッキュウ

はい!できます。
現状把握と残りの必要勉強時間を経験とデータに基づいて提案します。

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現状把握は過去問1年分の実施と自己採点でOK

第一次検定(学科試験)はマークシートの4肢1択で60%以上と、令和3年度に一部追加される施工管理法・能力で5肢2択(6問)の60%以上が必要です。

いずれも過去問学習で対応出来ます。

60%以上の確認はある年度の1年分をやり切って自己採点をする必要があります。そしてこの記事ではわかることは・・・

  • 過去問の自己採点結果の評価方法
  • 結果に対してあと何時間勉強が必要か

次に詳しくまとめていきます。

累積勉強時間と正答率の推移(イッキュウの場合)

イッキュウ
イッキュウ

私は平成30年度に受験し、過去問7年分を約3.5周・120時間の勉強で受験し、自己採点は88%(選択正答率)でした。

1級建築のこれまでの学科試験(第1次検定)は、82問中60問を選択して解答します。

このブログでの『全問正答率』は82問の正答率『選択正答率』は60問の正答率です。選択正答率は当たっていると思う問題を選定して解答するわけであり、全問正答率よりも良くなります。

過去問学習は年度毎に行い、正答率を勉強時間をすべて記録しました。それをグラフ化したものが以下の図です。

左縦軸は累積勉強時間(棒グラフ)、右縦軸が正答率(折れ線グラフ)、「30①」は平成30年度の問題1回目の意味

図の「23①」はセルフ模試です。勉強時間が一定時間に到達するまでは、23年度は手を付けず残しておきました。

グラフから、累積勉強・105時間の時点で全問正答率65%、選択正答率は77%出ています。

一度もやったことのない過去問をやるので完全に模擬試験同等になります。過去問の有効活用で巷にある模擬試験は不要になります。

初めて解いた年度の過去問で選択正答率の合格基準60%を十分超えているので、この時点で合格力があったと言えます。

私の場合100時間程度で十分合格レベルでしたね。やりすぎました・・。次にこのグラフから言えることを提案して行きます。

グラフの考察:結果の補正方法や今後の必要時間

過去問1年分の勉強時間は平均6時間程度

過去問1年分の勉強時間ですが、グラフから1周目の最初は8時間、3周目は4時間程度かかっています。1周目は3年分ぐらいまでは殆どの用語がわからず時間がかかりますが、次第にスピードアップします。

過去問1年分の勉強時間は平均して6時間というところでしょうか。

全問正答率と選択正答率の差は約10%

グラフから全問正答率と選択正答率の差を比較してみます。

グラフから全問正答率と選択正答率の差は10%程度であることがわかります。

なお、1周目のデータは考慮に入れていません。グラフを見ての通り全問正答率と選択正答率に大きな差はありません。

まだ理解が進んでおらず、選択出来ても効果的に使えていないということです。

正答率1%を上げるために3.3時間の勉強が必要になる

グラフから全問正答率の傾きをエクセルの近似線で調べました。

100時間÷30%=3.3時間。1%を上げるために3.3時間の勉強が必要と分かります。

過去問2~3回目の採点結果は1回目より10%程度高く出る

過去問を2~3回勉強した時の正答率と、1回目の時の正答率を比較してみました。

グラフから経験済みの過去問とはじめての過去問では正答率の差は10%程度であることがわかります。

2周目以後の採点結果は10%程度差し引くと実際の実力に近づくと考えられます。

Case Study

Case 01 一度やった問題の補正をする

あなたが同じように過去問学習を進めており、ある年度の過去問3回目の選択正答率が76%だったとします。

一度やった問題は10%程度差し引く必要があり実質の能力は66%です。

合格圏に入りましたが、66%では安全圏とは言えないのであと4%の向上を目標としましょう。

Case 02 目標正答率までの必要時間を算出する

目標正答率まで4%足りないのであれば、4%×3.3時間で13.2時間の勉強が必要。量で言うと過去問2年分程度を追加してください。

Case 03 過去問初回の結果から必要勉強時間を算出する

もしも、スタート時の全問正答率が40%であったなら、あと20%程度を引き上げたいです。選択正答率はプラス10%加算できるので遊びを含む70%が見えて来ます。

残りの期間で20%×3.3時間=66時間の勉強時間を目標にして下さい。

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まとめ

以上はあくまでも以下のバックグランドをもつイッキュウのモニタリングデータです。

私はゼネコンでもなく、中小企業の一専門業者の総務課長、工事担当は20年も前のこと。建築学部を出たわけでも高学歴でもありません。必ずしも一発合格に優位な立場になく、おそらく受験者の知識レベルの下の中くらいかと思われます。

過去問を定期的に自己採点していれば、今の能力がどの時点にあるかある程度把握できます。あと何時間の勉強が必要かもわかります。

ただし、都度自分なりに補正してご利用下さい。

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