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こんにちは! イッキュウです。
このブログでは2級・建築施工管理技士(セコカン)を独学で合格する方法を解説します。
合格に最も大事なことはモチベーションの維持であり、ポイントは次の2つです。最初にその部分を解説した上で、勉強法をまとめていきます。
2級はセコカンの登竜門です。難易度も低く、合格すれば1級に必要な経験年数を縮めてくれます。実務経験要件を満たせば即トライして欲しいです。
2級建築施工管理技士・独学勉強法・結論!
モチベーション解説の前に勉強法もざっくりまとると・・
そう! 決意をして過去問を地道にやるだけです。
この方法で、忙しくても、経験が少なくても、やる気さえあれば誰でも合格出来ます。
具体的勉強法に行く前に、モチベーションに関することを説明します。勉強法だけみたいという場合は次のリンクから飛んで下さい。
2級建築施工管理技士・合格にどの程度の【決意】が必要か・・
2級建築・合格のために必要な決意とはどの程度のものか説明します。
合格に必要な条件は勉強時間だけ!
2級建築施工管理技士に必要な勉強時間は一次と二次トータルでざっと180時間(目安)です。
※人によるので±50時間は想定して下さい。当記事は180時間で構成します。
問題自体はある程度進めれば慣れて来て、単純記憶の繰り返しであるとわかります。
よって、合否は以下のような簡単な構図で決まります。
- 80時間、120時間 → ×:不合格
- 180時間、200時間 → ◎:合格
工事管理は忙しい人も多いのでコツコツ少しずつの勉強が必要です。
毎日無理のない時間を1時間とすると、「毎日1時間×6ヶ月程度」となります。
合格の決め手は「必要勉強時間の確保」だけですのでこれを決意するのです。
願書から合格証書を得るまでのロードマップを確認したい場合は以下にまとめています。
》【願書の書き方】全種目共通の注意点とスケジュール
一般的には具体的な対価を考えると思い、次にまとめます。
合格後のメリットとは・・
施工管理技士資格を取得は確実に年収がアップします!
その土台となるものは以下の通りです。
挫けそうなときはこれらを踏まえて、今以上に活躍している良い自分をイメージして下さい。
一方、目に見えないメリットもたくさんあり、私にとってはこちらの方が大事でした。
》受験自体に意味がある~6つのメリット!
》【施工管理技士】は神スキルで需要が急増!転職をシミュレーションすべし!
【重要】合格までに立ちはだかる3つの壁!
合格までにモチベーションに関わる3つの壁があります。それぞれ、乗り越える方法も説明します。
✔ 第一の壁:勉強グセをつけられるか
勉強をスタートした最初の1ヶ月が重要です。
1日10分でもいいので勉強を進め、1ヶ月勉強グセをつけられるかどうか‥
これが最初の壁です。
毎日のルーティンに勉強を入れることが出来たなら、合格が見えたといっても過言ではありません。
乗り越える方法としてはながら勉強をオススメします。
以下のような時間をうまく合算して1時間を作るのです。
- 朝食時間
- 通勤時間
- 仕事・休憩時間
- 昼食時間
例えば、朝食10分、昼食20分、通勤30分などを決めて問題集を読む時間を作るのです。
こうすると無理なく時間が作れます。
1日1時間×1ヶ月・何とか乗り越えて下さい。
※時間配分やモチベーションはこちらの記事でも詳しく解説しています。
》不合格の時に見直すべき4つのこと
✔ 第二の壁:勉強を継続できるか
第一の壁を突破したら、あとは惰性でいけます。そして、何とか継続してさらに1ヶ月続けるのです。
2ヶ月経過、60~70時間を超えたあたりで一次の合格力はついています。
ここを乗り越える方法として、奮起せざるを得ない記事を一つ挙げます。
高岡工芸高校建築科の三年生四十人全員が二級建築施工管理技術検定の第一次検定に合格し、二級建築施工管理技士補の国家資格を取得した。
https://www.chunichi.co.jp/article/407897?rct=k_toyama
一次の合格発表後は地方紙で似たようなニュースがたくさんあります。
これを見たら、経験を積んで2級受験資格に達した社会人は言い訳できないですよね。
継続して60~70時間・何とか乗り越えて下さい。
✔ 第三の壁:記述式試験に対応する
第二の壁を突破していれば、一次はパスしています。
その充実感と自信で、次もパスしたいという欲求が高まって、モチベーションは高い状態になっています。
次の壁は試験形式が「マークシート」から「記述式」に変わることです。
記述式はアウトプット力を高める訓練が必要です。
乗り越える方法として、読む時間と同程度「書いて覚える」のです。
この切替ができないと不合格の確立が高まります。
※一次と二次の試験内容や構成、難易度は次の記事に詳しく解説しています。
》【1級・2級】建築施工管理技士の【難易度】を様々な指標で解説
それでは一次、二次の具体的勉強法を見ていきます。
2級建築施工管理・第一次検定の勉強方法!
第一次検定(旧学科試験)は簡単です。理由は以下の通りです。
次に勉強方法をまとめます。
✔ 第一次検定の勉強方法
さて、一次も二次も教科書・テキストの類は不要で、過去問の問題集がベストです。
過去問を繰り返すことが合格への最短距離となるからです。
そこでお奨めは、地域開発研究所の過去問解説集です。懇切丁寧で解説が充実しています。
✔ 勉強(記憶)のコツ
勉強法は問題集を2~3周やるだけです。オススメの進め方を次に説明します。
エビングハウスの忘却曲線は勉強・記憶の定番理論です。これによれば、最初の1ヶ月は頭に入れてもどんどん忘れていきます。
そこで、1ヶ月、1周目あたりは、1年分を全部解いて翌年度に移行する【縦串方式】ではなく、分野ごとに攻める【横串方式】とします。
縦串 | 1年分(50問)をこなし、翌年の問題へ進む方式でサイクルが遅い |
横串 | 例えば建築学なら14問をこなし、翌年の建築学へ進む方式でサイクルが早い |
こうすると同系の問題に接するサイクルが早くなるので記憶が定着しやすくなります。
忘却曲線によれば1ヶ月後程度から記憶の定着進むので、そこから縦串方式に変更すると更に定着が進みます。
※この手法は第二次検定でも使って下さい。
※選択問題がありますが、勉強段階で絞り込みはオススメしません。全部勉強して、当日は簡単な方を選ぶという方針が良いです。二次も同じです。
2級建築施工管理・第二次検定の勉強方法!
第二次検定(旧実地試験)は「経験記述」と「記述式問題」で構成されたすべて記述の試験です。ハードルが上がります。
✔ 『経験記述』は問題集の解答例をもとに2~3テーマ分準備する
経験記述作成は、工期、施工量、施工方法、現場状況、施工上の問題点、解決に向けての検討項目、実施した対策についてまとめて行く作業です。
- 経験記述の出題は3種のテーマ『品質管理』『工程管理』『施工計画』です。
- 出題傾向から2つに絞り込んでもいいですが、できれば応用力を高めるため3種準備がいいでしょう。
記述案の作成には過去問解説集が必要です。前記紹介の問題集に入っています。
二次は難易度があがります。テキスト等もっと知りたい場合は以下を参考にして下さい。1級向け記事ですが同じ出版社の2級を選択すれば良いので。
》テキストは必要?おススメの問題集は?アプリはある?
手順は以下の通りです。
- 過去問の解答例の中から自分の経験に合致する事例を取り上げてテンプレートとする。例文がない場合は先輩から調達するか、ゼロから自分で作ってみる。
- 問題集に記載方法と注意事項があるので、それに沿って案を作成する。
- 特に具体的経験に基づく数値を入れることが大事。スペックや現場特有のサイズなどを入れる。
- 出来た記述案は客観的視点で読み返して工事概要から全体で齟齬がないか確認する。
- 必ず上司や経験者にチェックしてもらう(文章が独りよがりになることが多い)。
格安サービスもあるので検討するもの一つ。例えばおすすめは 独学サポート事務局です。
※その他のサービスは次にまとめました。
》経験記述対策を徹底調査!コスパの良い順にランキングで紹介
✔ 『記述式問題』は過去問5年分+αを5回でOK!
第二次検定の記述式問題は、過去問・問題集の5年分を5周目指して計画します。
ポイントは過去問解説を読んでインプットし、何度も書いてアウトプットして覚えることです!
これをひたすら続けます。
なお、自信がついてきたら、第二次検定の未使用の年度の過去問(出来れば直近の年)を使って、セルフ模試をやると良いでしょう。手つかずの過去問なので完全に模試を再現出来るわけです。
セルフ模試は未実施の過去問使い、必要に応じて+2~3年を学習して自分になりに合格の実感をつかんでください。
セルフ模試をするに時に配点が気になります。以下を参照して下さい。
》 1級・2級 第二次検定の【配点】について解説
必要な勉強時間や繰返し回数は人によります。セルフ模試のタイミングは自信がついてきたころで良いです。
その他/参考情報
最後にその他の参考情報です。
モチベーションが上がらない時
施工管理技士のバリューは日増しに高まっています。こちらの記事も参照下さい。
あるいは、勉强の環境をかえてみるとか。
受験日が近づいて来た時・・
受験1ヶ月前、受験当日に注意すべき事柄をまとめました。
受験直後に気になること・・
受験日にアクセスが急上昇する記事です。
合格発表が近づいてきたら・・
合格発表日の前後でアクセスが急上昇する記事です。
その他情報もぜひご活用下さい。
まとめ
2級建築施工管理技士は独学でサクッと合格可能です。
合格したら次はこちらをご参照下さい。
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