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施工管理技士に関するブログを運営しています! イッキュウです。
このブログでは1級・2級,電気工事施工管理技士の第二次検定(旧実地試験)の配点について解説します。
配点は非公表なんであくまでも予想!だから根拠が大事です。丁寧に説明して行きます。
配点を意識する時、同時に気を付けるべきポイントがあります。また、セコカン共通ノウハウもあり、合わせてご紹介します。
電気工事施工管理技士・第二次検定の配点は非公表だが類推できる!
問題数は1級、2級とも5問です。合格点は60%以上で公表され、配点は非公表です。
実地試験は令和3年(2021年)より第二次検定と名称が変わりました。予想は1級と2級や、旧実地試験など包括的に分析する必要があります。
最初に結論を記載すると次の通りです。
1級・第二次検定・配点
詳しくは次の通りです。
問題 | 内容 | 設問数 | 個別点 | 配点 |
1 | 経験記述 | ー | ー | 34 |
2 | 施工管理 (用語) | 4 | 3 | 12 |
3 | 電気設備 (用語) | 8 | 3 | 18 |
4 | 配電線路 (計算) | 2 | 6 | 12 |
5 | 法規 (5肢1択) | 6 | 3 | 18 |
2級・第二次検定・配点
詳しくは次の通りです。
問題 | 内容 | 設問数 | 個別点 | 配点 |
1 | 経験記述 | ー | ー | 34 |
2 | 施工管理 (用語) | 6 | 3 | 18 |
3 | 電気設備 (用語) | 6 | 3 | 18 |
4 | 配電線路 (計算) | 2 | 6 | 12 |
5 | 法規 (4肢1択) | 6 | 3 | 18 |
次に詳しく説明していきます!
配点の根拠(世間のコンセンサスと分析方法)
1級・2級とも5問の内訳は、問1の経験記述と、問2~5の記述式問題でした。非公表の配点を類推する場合、これらを如何に配分するかとなります。
問1は施工管理管理技士の根幹を問う重要な問題で、配点も高いと言われています。
配点を考える場合、問1に多く配分し、問2~6でバランス良く配分するかがポイントになります。
そこで、まず問1:経験記述のあたりをつけます。
土木の配点予想と資格スクールの見解
まずはあたりをつけるため、受験者数が最も多い土木の配点と、資格スクール等の見方を紹介します。
土木・第二次検定の配点について
当ブログでは土木もテーマ化していますが、土木の配点は1級・2級とも問題構成から容易に類推できました。
土木は経験記述(問1)が40点、他の6問が60点です。※詳しくは以下を参照
》土木施工管理技士の第二次検定の配点
※そして管工事も1級・2級とも問1は40点となりました。
資格スクールやネットサービスの見方は・・
次に大手資格スクール2社から勧誘された時に聞いた情報です。資料請求するだけで電話がかかっくるので色々議論しました。
配点は公表されていないが、経験記述は比重が高く30~40点でしょう。
ネット情報では独学サポート事務局の経験記述添削はコスパ良く定評があるようですが、ここは「経験記述:40点」で紹介されてます。
以上より問1の経験記述の配点は30~40点の範囲であたりをつけました。
記述式問題(問2~5)から個別点を考える
個別点のヒントは2級の「問5:法規」にありました。
実地試験(R2まで)から第二次検定(R3)へ移行する時に設問数が3問から6問に変わりました。
問2~4の設問数には変更がないので、問5の配点(設問数×個別点)は同じと考えられます。
よって、個別点は6から3に変わり、配点は18であるとわかります。まとめると次の通りです。
問5 | 設問数 | 個別点 | 配点 |
実地試験 | 3 | 6 | 18 |
第二次検定 | 6 | 3 | 18 |
ここから設問数が多い問題の個別点は3点、少ない問題は6点であると予想できます。
以上の情報でうまく収まりの良いところを探します。
配点シミュレーション
以上の情報からシミュレーションします。
1級・2級ともトータルの設問数は同じですので両方に適用出来るものです。
✔ 問1:経験記述は30~40点であたりをつける。
前記の通り問1は 30~40点であたりをつけ、これを前提に組み立てます。
✔ 問2〜5をすべて個別点3点で考えると
1級・2級とも設問数は20です。個別点3点とすると、20問×3点で60点です。経験記述は40点となります。
40点は土木、管工事と同じであり、当たりをつけた25~40点の範囲にも入ります。
この配点も可能性ありです。
しかし問4の配点が6点であり、他の問題(12~18点)と比較して低すぎる形になります。
✔ 問5の法則:設問数が多い問題の個別点は3点、少ない問題は6点を適用する。
設問数が少ない問4は6点とすると、配点は12点です。
すると、他の問題のレンジ(12~18点)に入ってきます。とてもバランスが良いです。
問2~5で66点であり、問1は34点となります。これも最初に設定したレンジ(問1:25~40点)に入ります。
1級・2級ともこれしかないですね!
配点以外におさえておくべきポイント
配点を意識する目的は勉強のマネジメントです。
どの問題に力をいれるか、受験中に何を切る捨てるか、などの判断材料に使います。
勉強マネジメントにおいて、これ以外にもポイントがあります。経験記述の丸写しと、足切り点の有無はよく話題になります。次の記事も参照下さい。
電気工事・受験者へ伝えたい合格メソッド
当ブログは1級の建築・土木・管工事を独学で合格することをテーマとしていますが、「電気工事 ブログ」で検索し、見つけていただいたケースもあります。
そこで施工管理技士・共通の有益な情報を以下にまとめていきます。ご参考になれば幸いです!
1級・2級共通の独学メソッド
セコカン共通で使える一次・二次の包括的な合格戦略のまとめ記事です。
同記事では勉強時間にふれています。必要勉強時間の目安は一次・二次トータルで200時間です。
電気工事は土木や建築と異なって範囲が狭いです。1級は200時間の8がけ、2級は7がけ程度で良いのではと考えています。
※余談ですが1級建築、2級建築、1級土木、2級土木、1級管工事は個別にまとめています。
【超定番】おすすめの参考書
1級は一次・二次が分かれています
2級は一次・二次が一冊でまとまっています
スクール・通信・添削サービス一覧
資格スクールや通信講座、コスパの良い添削サービスなど検討したい場合は読んでみて下さい。
経験記述の添削サービスという軸ですが、おおよそ網羅されていると思います。
受験日が近づいて来た時・・
受験1ヶ月前、受験当日に注意すべき事柄をまとめました。
モチベーションが上がらない時
勉強のモチベーションが上がらない時は、合格した時のメリット、目に見えない心理的な効果などを改めて整理してみて下さい。
施工管理技士のバリューは日増しに高まっています。こちらの記事も参照下さい。
あるいは、勉强の環境をかえてみるとか。
合格発表が近づいてきたら・・
合格発表日の前後でアクセスが急上昇する記事です。
まとめ
電気工事施工管理技士を所管する試験機関は建設業振興基金で、建築施工管理技士も同じです。
建築施工管理技士の配点をシミュレーションした時とほぼ同じ結果であったので、横断的にみてもほぼ間違いのないものと考えます。
その他情報もぜひご活用下さい。
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