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こんにちは! イッキュウです。
1級建築施工管理技士・第二次検定まであと31日ですね。
このブログでは、第二次検定(旧実地試験)の「問6:法規」について、過去問の流れ、出題傾向とそのポイント、勉強方法をまとめます。
独学で苦労した経験をふまえ、他のサイトにはない考察・分析もまとめます。
【問6】は法規に関する問題 穴埋め問題で範囲も狭く比較的容易
【問6】は「法規」に関する穴埋め問題です。
近年は次の3つのカテゴリーから各2題で計6個出題される形が定着してきました。
- 建設業法
- 建設基準法施行令
- 労働安全衛生法
【問6】の過去問10年分の出題率は・・
問6は比較的範囲が狭くて攻略しやすいです。
直近5回分をみると、過去10年の再出題率も非常に高いです。
- 令和2年度:3カテゴリ―の内2つで6.7割
- 令和元年度:3の3で10割
- 平成30年度:3の3で10割 ※臨時も同じ
- 平成29年度:3の2で6.7割
■建設業法 | R2 | R1 | 30* | 30 | 29 | 28 | 27 | 26 | 25 | 24 | 23 |
附帯工事 | ● | ||||||||||
現場代理人の権限等の通知 | ● | ||||||||||
建設工事の見積り | ● | ● | |||||||||
元請負人の義務 | ● | ● | |||||||||
下請工事の検査及び引渡し | ● | ● | |||||||||
特定建設業者の下請代金の支払期日 | ● | ● | |||||||||
施工体制台帳及び施工体系図の作成等 | ● | ● | |||||||||
主任技術者の配置が必要な工事 | ● | ||||||||||
主任技術者・監理技術者の職務等 | ● | ● | |||||||||
■建築基準法 | R2 | R1 | 30* | 30 | 29 | 28 | 27 | 26 | 25 | 24 | 23 |
仮囲い | ● | ● | |||||||||
根切り工事,山留め工事等を行う場合の危害の防止 | ● | ● | |||||||||
落下物に対する防護 | ● | ● | ● | ● | |||||||
建て方 | ● | ||||||||||
■労働安全衛生法 | R2 | R1 | 30* | 30 | 29 | 28 | 27 | 26 | 25 | 24 | 23 |
事業者等の責務 | ● | ● | |||||||||
元方事業者の講ずべき措置等 | ● | ● | ● | ||||||||
特定元方事業者等の講ずべき措置 | ● | ● | |||||||||
職長等への安全衛生教育 | ● | ● | |||||||||
健康の保持増進のための措置 | ● | ||||||||||
統括安全管理者の職務等 | ● |
過去問10年分の勉強で67~100%以上の点数をとれると言えます。
次に、取りこぼしなく進めるための勉強法を詳しく見ていきます。
出題方式と勉強法
過去問からの出題でも「穴埋め箇所」が異なることもある
問6は過去問出題率が高い穴埋め問題です。
文書も穴埋め箇所も同じ問題が多いですが、異なる箇所もあります。
例えば、R2とH26の建設業法・ 元請負人の義務をみてみましょう。
いずれも文章は同じです。また問題①の答えはいずれも「20」です。
しかし、②に関しては穴埋め箇所が異なり、「下請負人」が「特約」で異なっています。
このようなケースは少なからずあります。
勉強するときに、穴埋めがどこに移動するか、らしい単語はマークしておくのです。
令和2年度の問題は単に平成26年度の解答を暗記するのでは取れませんでしたが、「特約はでそうだな・・」と意識していれば出来たのです。
過去問を解く際に穴埋めがどこに移るかを意識することが勉強のコツとなります。
去年の問題は捨ててもいいかもしれない
平成30年度の臨時試験を除き、直近の問題は出題されていません。
前記表みると、中2~6年の間隔です。周期をみて優先準備をつけても良いかもしれません。
この法則を使って予想問題を考えてみても良いかもしれません。
法律の穴埋めのため〇か×しかない
記述試験はニュアンスがあっていれば減点で済む場合があります。
しかし、問6はニュアンスのずれや、送り仮名の間違いは0点になると考えらえます。
これは法律用語の穴埋め問題であるためです。すなわち、答えが一つなんです。
例えば、前記に挙げた「下請負人」を「下請け負人」とすると恐らく0点です。
範囲も狭いので用語はきっちりと憶えていきましょう。
勉強法のまとめ
- 過去問7年分、出来れば10年分を勉強する。
- 穴埋め箇所が移動することを意識しながら勉強する。
- 用語の漢字や送り仮名はしっかりと憶える。
- 記述力は不要なので何度もみて記憶する勉強法でOK。
→この勉強に使える「過去問まとめ記事」を以下に作成しました。
まとめ
問6は最低67%、うまく行けば100%が狙えます。
なお、包括的な勉強法、一次と二次の勉強におススメな問題集、勉強便利グッズは以下を参照して下さい。
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