こんにちは! イッキュウと申します。
人生100年時代をテーマの一つとしてサラリーマンの立場からブログを書いています。例えば・・
このブログでは【人生100年時代】サラリーマンは副業をするのが普通になる。恐らく自然とそうなると考える理由についてまとめます。
- サラリーマンであり、副業に興味をもっている。
- 日本の今後の展望を把握したい。
- 副業の今後の展望をしりたい。

社会情勢はコロナ禍もあって大きく変わりつつあり、副業はより身近になっていることを肌で感じています。それをまとめていきます!
サラリーマンは副業が当たり前になる。その理由とは・・

サラリーマンの副業が当たり前になる理由について、最初にざっくりと結論をまとめます。
※その根拠を知りたい場合は最後まで読み進めて下さい。
まず、日本が人口減・マイナス成長となるから・・
それは企業寿命は低下して失業率は上がり、雇用条件や年金支給条件が悪化することを意味します。
つまり、サラリーマンは転職が増え、給与は低く安定しないため、投資や貯蓄などの余裕がない一方、年金は支給開始年齢が遅れ、額は下がることになります。
そして、人生100年時代に入り、新しい働き方を模索する必要がある・・

人生100年時代とは、「寿命100歳以上が普通となるため、今までのライフスタイルを再考して新たな形を模索せよ」というメッセージを含むワードです。
失業時のリスクヘッジ、定年後の仕事や老後のための貯蓄をどうするか?という課題とより真剣に向き合う必要が出てくるということです。
この課題に対しては人生100時代をテーマとして世界的ベストセラーとなった『LIFE SHIFT』の中で提案されています。
それは、ポートフォリオワーカー(複業や兼業)、またはシーソーカップル(夫婦が交代しながら稼ぐ)という働き方です。
いずれも、副業が一つのキーになります。まとめると、、
- 日本はマイナス成長で給与が安定しない中、人生100年時代が目前となり、定年後の仕事がなく老後資金を貯められない状態となる。
↓ - サラリーマンは自己防衛せざるをえず、副業がその解決策の一つになる。
そして、、、
副業は今、大きな転換点に入っている!
私自身この20年以上、サラリーマンを続け、同時に副業を模索して来ました。
当初は、低単価、資金を要する、スキルがいるなどで、結局トライするに至りませんでした。情報もノウハウも少なったです。一時、この選択肢は頭から消し去ったぐらいです。
しかし、働き方を模索し続けた結果、ここ5年ぐらいでしょうか、今はトライしたい副業がたくさんあって迷うぐらいになっています。
さらにその情報やノウハウはネットにすべて出ています。
副業で数万円のお小遣い稼ぎから、独立を果たした成功者も多数あり、本もたくさん出版されています。
また、政府は低所得・年金問題に対して法規制を改正し、副業を解決策の一つにしようとするフシがあります。

この流れを見ていると個人的には後5~10年後、副業は当たり前になっているとみています。
ざっくりとは以上ですが、ここにあげた状況(バックグランド)が本当なのか?
次に引用文献も含めて詳しくまとめていきます。
日本がいよいよマイナス成長になるとは?

日本がマイナス成長になる・・
つまりGDPが、今までは成長を維持出来たが、これが頭打ちをして、下がって行くということ・・
そう考える根拠を次に示していきます。
✓ 日本経済センター推計では2030年より低下するとの見通し
まずは信頼のおけるシンクタンクの推計を引用します。2030年より低下を始めるようです。
投資や生産性をめぐる現在の環境を改革できなければ、低迷する成長力の底上げは困難となる。~中略~。2031~35年度の平均成長率は▲0.1%と恒常的なマイナス成長に陥る。
参考:公益財団法人 日本経済研究センター https://www.jcer.or.jp/economic-forecast/2021127.html

日本経済研究センターは、1963年に日本経済の発展に寄与することを目的に事業を開始した非営利の民間研究機関。公益社団法人のシンクタンク。
※ただし、投資や生産性の改善が出来なかった場合、「今のままでは」が前提です。
✓ 内閣府推計では人口はこれより右肩下がりとなる
次に人口に関する内閣府の推計を以下に引用します。

人口、特に生産年齢人口(15~65歳)はGDPに直結する指標です。
総人口は2030年の1億1,662万人を経て、2048年には1億人を割って9,913万人程度となり、2060年には8,674万人程度になるものと推計され、現在の3分の2の規模まで減少することとなる。
参考:内閣府 https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/future/sentaku/s2_1.html

つまり、日本は出生率の低い、高齢化社会であるため、これから低下していくということです。
※これも、今のままではという前提です。
✓ 日本の政治は極めて硬直的、今の現状を改善する兆しが見えない
「成長率」や「人口」の推計を紹介しましたが、いずれも今のままではという前提がありました。
一方で、政治的な大改革、技術的イノベーションが起こる可能性もあるのでは・・という発想や期待も有ります。

古くはレーガン大統領(アメリカ)、サッチャー(イギリス)が長期の経済衰退を好転させたこと、昨今は少子化対策に成功した先進国(フランス、オランダ、スウェーデン)などが事例としてあります。
しかし、以下の記事にも書きましたが、日本は、政治行政が極めて硬直的で、イノベーションは既存の利権を守るために、潰されてしまう状況となっています。
》日本は「オワコン」かもしれない!? 将来はどうなる・・?
悲しいかな、政治的大改革や、イノベーションが極めて起こりにくい状況であるということです。
今のままでは・・を前提に考えて良い状況です。
次に世界に目を向けてみます。
✓ 世界はVUCAワールド、変化についていけない日本はおいて行かれる・・
ここで世界に目を向けてみます。世界は今やVUCAワールドと言われています。
VUCAワールドとは次の記事にも書きましたが、つまり「予測不可能な世界」です。
》予測不可能な時代【VUCA】を簡単に解説
世界はITやSNSの発展により、ビジネスモデルや価値観・生き方がボーダレスに、急速に変化し続けている状況です。

ビジネスモデルのサイクルは速く、企業の平均寿命は低下します。世界経済の新陳代謝は驚くほど速くなっています。
これは、新しい産業が増える一方、倒産、リストラ、転職が増えることを意味します。
世界は転職が一般的で、雇用の流動性が高く、リカレント教育(学び直し)も発達しています。衰退産業から成長分野への移行が比較的容易です。
日本は、法律の縛りが強く、労働組合の力も強いので、雇用の流動性が低いのが特徴です。企業は衰退産業から成長産業への移行が難しい国です。
世界が急速に発展する中、留まっている日本がおいて行かれてくイメージです。
つまり、世界的にみてもマイナス成長の要素が大きいです。

以上が私たちの取り巻く状況です。次に新しい働き方について提案していきます!
ポートフォリオワーカーとシーソーカップルは副業を起点にするのがおすすめ!

人生100年時代をテーマに世界的ベストセラーとなった『LIFE SHIFT』と、その関連書式も何度も読みました。詳しくは次も参照して下さい。
》人生100年時代の働き方を学ぶ・おすすめの本5選
そして、これからの人生の働き方としては、「ポートフォリオワーカー」or「シーソーカップル」を目指すべきと考えました。

ポートフォリオワーカーとは複数の立場を運用すること。例えば「サラリーマン」+「副業」+「ボランティア」。

シーソーカップルは共稼ぎをベースとし、一方が働き、もう一方が子育てや学びをする形をとって、シーソーのように入れ替わりながら進むこと。
この2つは、一方がリスクヘッジとなるとともに、新たなスキルや人脈を形成して好循環を促すという観点からはほぼ同じ考え方です。
荒っぽく言えば、一人で進めるか、夫婦で進めるかの違いだけです。
いずれにしても、副業をすることが一つのキーとなります。
なぜなら、、
副業にはたくさんのメリットがある!
そのメリットを上げると以下の通りです。
- 収入の増加と失業時のリスクヘッジ。
- ブラックな職場の言いなりにならずに済む。
- 地に足のついた転職活動が出来る。
- 新しいスキルや人脈の形成ができる。
- 起業して独立も目指せる。
- シーソーカップルでどちらかが独立出来れば最高の節税効果が得られる。
- etc・・
そして同時に、ポートフォリオワーカーやシーソーカップルという働き方との親和性が極め高いです。
副業のやり方、会社にバレない方法も確立している!
副業の種類や進め方の説明は長くなるので、別の記事にまとめるとしますが、既にネット、書籍にも多数出ています。
当ブログも未経験からスタートして、ネット情報だけで作成し、収益化できました。

ネットに良質のマニュアル(ブログ)が多数あり、努力に対する結果もイメージ出来たため、やってみようと思った次第です。
副業が会社にバレないノウハウもあります。
仮にバレたとしも、そもそも憲法上の職業選択の自由があり、政府は副業を認めるように舵を切り始めています。
例えば、2018年に厚労省の「モデル就業規則」で次のような変更がありました。
- 従来:許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。
↓ - 新:勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。
詳しくは以下も参照下さい。とにかく、これらを経て名だたる企業が副業を解禁し始めています。
*「モデル就業規則」の改定
*「副業・兼業の促進に関するガイドライン」の策定
企業からすると、副業解禁はデメリットの方が多い場合もあります。しかし、今や熾烈な人材獲得競争があり、ワークライフバランスに疎い会社は競争に負ける様相です。
やがて中小企業にも波及して、副業解禁は数年後にはごく一般的になると予想されます。
まとめ
ざっとまとめます。
1.日本はマイナス成長予測で厳しい状況になりつつある。
(企業寿命は低下し、失業率は高まり、給与は低下することを意味する)
↓
2.人生100年時代に入り、老後の仕事、資金がより必要になる。
↓
3.今後はポートフォリオワーカー、シーソーカップルという働き方がおすすめ。
(副業はこの2つ働き方との親和性が高い)
↓
4.副業は今や種類は豊富、ノウハウはネットにある。
↓
5.政府や企業も後押しする立場にシフトチェンジしている。
↓
6.この5~10年で副業は至極当たり前のとなる。
この記事に添付した関連記事を以下に列挙します。皆様のご参考になれば幸いです。
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