こんにちは! イッキュウです。
1級土木施工管理技士・第一次検定まであと-日ですね。
このブログでは1級土木施工管理技士の第一次検定(学科試験)過去問、全問題の難易度を、私の勉強経験に基づきランク付けします。
学科試験は令和3年より制度が変わって第一次検定となり問題構成が若干変わりましたね。
しかし、大部分は同じで勉強方法はこれまで通り過去問反復をするのみ!ここでは令和2年以前の過去問を分析しています
全問題の難易度を知ることは重要!


各問題の難易度を知ることがそんなに大事なんですか?

効率よく勉強するためには大事です!
第一次検定(学科試験)の全問題の難易度を知ることは、効率良く勉強するために重要な情報です。令和2年までの過去問で考えると…
- まず、全96問でその内の65問を解答するため、31問は不要。
- 次に、65問中39問正解で合格ですから、さらに26問も不要。
つまり、96問のうち39問正解すればよく、その他56問は不要と考えてもいいのです。
そう!選択と集中をしてもいいです。副次的に効率を上げ、勉強精度も高めてくれます。
以下に難易度の一覧表、その判断方法、その使い方を紹介します!
過去の学科試験の全問題の難易度を検証します

どうやって決めたの?思われるかも・・最後に説明しています
午前中の試験は『問題A』 61問から30問を選択して解答する
一般土木(1~15)※問題1~15の内12問を選択
01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
C | A | B | A | A | C | C | B | B | B | B | D | B | C | B |
ここで気になるのが、第2次検定との関連性ですね。高いものは勉強しておくと後につながりますよ。1~5土工 6~11コンクリートは不明点が深堀して勉強してください!第二次検定の過去問をチラ見しておいてもいいかもしれません。
専門土木(16~49)※問題16~49の内10問を選択
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 |
B | D | B | B | D | A | B | C | D | A | D | D | B | B | A | D | D |
33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 |
C | B | C | C | A | C | C | C | D | C | A | B | A | D | D | B | C |
専門土木は第二次検定との関連性なし。どんどん取捨選択してください!
午後の試験は『問題B』 35問必須問題
共通工学(1~4) ※必須問題
01 | 02 | 03 | 04 |
B | D | A | A |
施工管理法(5~35) ※必須問題
05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 | 13 |
A | A | A | B | B | B | A | C | B |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
B | A | B | A | D | B | A | A | B | A | B |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 |
A | A | A | C | A | D | A | A | A | A | B |
ランクA,B多し!ここで得点を稼ごう!第二次検定のウォーミングアップにもなる。
ランク付け方法
ランク付けは私(イッキュウ)の勉強データから割り出しました。
私は過去問・勉強で進めており、問題ごとに合っていれば〇、間違えていれば正答番号を、常にスマホのメモ帳に残していました。それを後にエクセルで表にして各問題の正答率を割り出しています。
学科試験全96問すべて出題テーマが決まっています。
例えば問題Aの12は基礎杭、問57は河川関係法、問題Bの問13は工程表です。ゆえに問題によって難易度が異なるのは当然です。
私は過去問7年分を3周することを目標とし、その途中の2周目の問題ごとの正答率を割り出しました。
容易な問題はそれまでの勉強で仕上って来て7年分すべて正解します。一方、難易度の高い問題は、過去問7年分を2周する程度では正答率が上がらなという考え方です。
難易度をA〜Dの4段階で分けるとし、Aは7~6問正解、Bは5問、Cは4問、Ⅾは3~1問としてランク付けしました。
結果、およそA:B:C:D=30:30:20:20となりました。(少し数字端数を調整しています)
ランクの使い方
私は受験者の中では知識・経験はボトムの方であり、そこからスタートしたことから、一定の信頼性があると考えます。
ただし、細かい所は読み手によって違うところもあろうかと考えます。
あくまでも迷った時の参考に、選択と集中をする際の参考にご利用ください。特に捨てる問題の判断にC,Ⅾランクを利用いただければと思います。
まとめ
第一次検定(学科試験)は一見難しく見えますが、少しの勉強で容易に理解できる問題も多数あるということを知って下さい。
特に問題B:午後の試験、よく読めば常識で判断できるものも多数。簡単ですよ。
提案した表は使用せずとも、容易な問題が多数隠れていることを知ってもらうだけでも有益と思います。
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