オーディブル（聴く読書）は低迷モードの日本を甦らせる力がある

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オーディブル（聴く読書）が好き過ぎるイッキュウです。

オーディブルはものすごいポテンシャルがあり、低迷する日本を蘇らせる力があると信じています。今の日本の実情も踏まえて読んでください！

序論：オーディブルは人生を変えるツール

「もっと学びたい」「成長したい」「視野を広げたい」——そんな思いを抱えながらも、時間が足りず、日々の忙しさに追われている・・・

私自身もそうでした。通勤や家事、育児、仕事。現代社会、またこの日本社会においては自分を磨く時間を確保するのが難しくなっています。

そんな状況の中で、私が出会ったのが聴く読書：オーディブル（Audible）です。これは、単なる聴き放題のサブスクサービス・便利なツールではありません。

それは人生を変える手段であり、未来を切り拓く指針となり得る存在です。

「聴く読書・聞き放題」は隙間時間を活用しながら大量のインプットが可能です。そして、世界的視座で最新の情報を広く吸収する、あるいは相性の良い小説家を深掘りして固有の感性を磨いて行き、それらを血肉に変えていくことができる・・

個々がこのツールを使って学びを続けていけば、閉塞感のある低迷モードの日本社会に明るい光をもたらすことも可能です。

このブログでは、オーディブルの魅力と可能性を、私の体験や日本の現状を交えながらお伝えしていきます。

日本の課題：弱体化する現状とその背景

現在の日本は、さまざまな要因から大きな岐路に立たされています。

経済、社会、教育——どの分野を見ても、閉塞感が漂い、未来への明るい展望を描きにくい状況が続いています。以下に、その背景を整理してみます。

少子高齢化による社会の弱体化

日本では少子化が進み、生産年齢人口が急激に減少しています。同時に高齢化が進むことで、社会全体の活力が低下しつつあります。

特に女性の社会進出が遅れている点も課題です。多くの優秀な女性がいるにもかかわらず、働きやすい環境が整わないため、能力が活かされていない現実があります。

次に挙げる諸問題もあり、2050年の世界GDPランキング予測では、日本の順位が低下する可能性が指摘されています。

このデータは、イギリスの著名な経済研究機関である**PwC（PricewaterhouseCoopers）**が発表した『The World in 2050』に掲載されています。

既得権益によるイノベーションの阻害

新しい技術やスタートアップ企業が日本で十分に根付かない理由の一つに、既得権益者の強力な反発があります。

例えば、ライドシェアサービスが世界中で普及している中、日本ではタクシー業界の反発や規制の壁により導入が進んでいません。これは、既存の業界が新たなビジネスモデルを受け入れず、変革を阻害している典型的な例と言えます。

また、行政の縦割り構造や規制の厳しさも、イノベーションを生み出す上での障壁となっています。これらの要因が合わさり、自動運転、ドローン、ロケット、などは以前は先頭を走っていた日本ですが、今や周回遅れです。

このように世界的な技術革新の波に乗り遅れるリスクを抱えています。

日本は島国で唯一の日本語圏であり、所謂ガラパゴス化とも言われ、世界の潮流に乗り遅れるリスクが高いのです。

資産運用や学びに対する偏見

「汗水流して働くことこそが美徳」という価値観が根強く残る日本では、資産運用や自己投資に対する消極的な姿勢が見受けられます。

実際、日本の家計における金融資産の大部分が現金や預貯金として保有されており、他国と比較しても非常に保守的であると言われています。 

このような資産運用に対する消極的な姿勢は、個人の資産形成を妨げるだけでなく、経済全体の停滞にもつながります。

また、自己投資や学び直しに対する意識の低さも、個々人の成長を阻害し、社会全体の活力低下の一因となっています。

教育や情報発信の課題

日本の学校教育は、受験戦争や過度な競争意識、個性の抑圧など、多くの問題点が指摘されています。

これらの要因が、子どもたちの創造性や主体性を奪い、社会に出てからの柔軟な思考や適応力の欠如につながっています。 

さらに、政治やメディアも既得権益に守られた情報を発信することが多く、国民が現状を正しく理解し、適切な判断を下すための情報が十分に提供されていない現実があります。

日本人の「時間」の使い方

日本人は通勤、受験勉強、子育て、介護など、多忙な日常を過ごしています。その結果、世界的に見ても睡眠時間が短く、新しいことを学ぶ時間を確保する余裕がないと感じる人が多いのが現状です。

このような状況では、自己成長やスキルアップの機会を逃し、結果的に社会全体の停滞を招く可能性があります。時間の使い方を見直し、効率的に学びの時間を確保することが求められています。

悪循環からの脱却：独学と多読のすすめ

日本が抱える課題は、学校教育や政府・メディアに頼っていては解決できません。

むしろ、それらが問題の一因となっている現状を考えると、個々人が自ら学び、情報を取り入れていく必要性が高まっています。

すなわち、この現代日本社会において、閉塞感を打破するには、「独学」と「多読」という学びの姿勢が不可欠です。次に詳しくみていきます。

多読の力：広く学ぶことで得られる視野の拡大

多読は幅広い分野の知識を吸収し、視野を広げるための効果的な方法です。

社会問題やビジネス、哲学や文学といった異なるジャンルの本を読むことで、多角的な視点を持つことが可能になります。また、最新の情報を取り入れることも重要です。

世界的なトレンドや新技術に関する書籍を読むことで、日本のガラパゴスな閉塞状況によらず、世界や未来を見据えた行動が取れるようになります。

さらに、自分が共感できる作家やテーマを深掘りすることで、独自の感性や価値観を磨くことができます。

隙間時間を活用するオーディブルの可能性

多忙な現代人にとって、まとまった時間を確保して読書を行うことは簡単ではありません。

そこで役立つのがオーディブル（Audible）です。これは、単なる聴き放題のサブスクサービス・便利なツールではありません。

通勤中や家事をしている間でも本を聴くことができるため、多読を実現するための強力なツールです。

平均朗読時間は、ビジネス書で約4.5時間、小説なら約9時間です。また、倍速再生機能（3.5倍まで）を活用すれば、より効率的に多くの本を消化することができます。

さらに、ビジネス書やベストセラー小説、歴史や科学に関する専門書など、幅広いジャンルのコンテンツが揃っているため、多様な学びを支えるのに最適なプラットフォームです。

学びを習慣化することの重要性

独学や多読を効果的に進めるには、これを日常生活の中に習慣として組み込むことが大切です。

毎朝の通勤時間にオーディブルで本を聴いたり、週末に1冊の本を読む目標を立てたりすることで、学びを継続的に続けることができます。

また、その日学んだ内容をノートに記録し、自分の考えを整理することで、知識を定着させる効果も期待できます。学びはアウトプットを行うことで効果を最大化できます。

このような学びの習慣が積み重なれば、新しい知識や感性が自分自身の一部となり、日々の生活や仕事に変化をもたらします。

日本人の読書傾向と目指すべき月当たりの冊数

日本人の読書傾向

日本では、多くの人が読書をあまりしていない現状があります。

約47％の人が1か月に1冊も本を読まず、逆に読書を習慣にしている人たちは月に3〜15冊を読む傾向があります。

このように、読書量が多い人と少ない人の間で差が広がっています。結果として、日本人全体の平均読書量は月1〜2冊程度にとどまっています。

一方で、海外の国々では、読書が大人になってからも当たり前の習慣となっています。たとえば、ドイツやアメリカでは1年間に30冊以上読む人が多くいます。この違いが、社会全体の知識や考え方の幅広さに影響していると言えるでしょう。

読書量の分岐点

本を読む量が増えると、知識が広がるだけでなく、人生や考え方にも変化が起こります。

どれくらい本を読めば大きな変化が期待できるのかを、次のように分けて考えられます。

月に数冊（年25冊）

本を読む習慣を始めるレベルで、少しずつ知識が増えます。

劇的な変化は難しいでしょうが、これで海外先進国レベルです。

しかし、継続していれば、いずれ旺盛な知識欲や好奇心が芽生えます。

約半数の非読者層はまずここを目指して欲しいです。オーディブルは月1,500円ですが数冊読みば十分ペイします。

月に5冊（年60冊）

これぐらいから、幅広い分野の知識が得られるようになります。

知識の新陳代謝は好循環となり、量も質も右肩上がりとなります。

1年も続ければ周りの同僚とは、知識や教養においてアドバンテージが取れるようになります。また、日常生活での変化、仕事で具体的な成果を得られるようになるでしょう。

月数冊程度の読者層はこの知識の好循環、右肩上がりの感覚を味わってほしいです。

月に８〜10冊（年100冊以上）

このレベルに到達すると読書による影響が大きくなり、人生そのものが変わります。

新しい視点、スキル、情報が得られたり、思考が深まったりすることで、明らかな行動に変化が出てきます。

成功とは、１）思考が変わり、２）行動が変わり、３）習慣が変われば、４）成果（人生）が変わるという流れです。その第一歩が大きく変わるのですから当然です。

ここを目標にすると、個人の成長や社会的立場が変わることを強く実感できるようになります。

月に1０冊以上

読書量のトップレベルです。作家、経営コンサルタント、研究者の域です。

幅広い知識を実生活や仕事で深く活用できるようになり、他の人との差を大きく広げられる段階です。

これらを生業とするならば目指したいラインです。

まとめ：普通のビジネスマンが目指すべき読書量

日々忙しいビジネスマンや学生でも、まずは「月5冊」を目指すのがおすすめです。

５冊なら通勤時間（日本人平均：１時間20分）を使うだけで十分対応できるレベルながら、大きな変化を感じられるラインです。

しかし、より大きな成果や変化を求めるなら「月8〜10冊」を目標にするべきです。この読書量を続けることで自分自身が成長し、生活や仕事に良い影響を与え、そして人生が変わるからです。

オーディブルが他にはない特長とは

オーディブルは他の聴き放題サービスとは一線を画する独自の魅力を持っています。その理由を以下に挙げてみます。

オーディブル企画の「オンリー品」

オーディブルではオリジナルコンテンツが豊富に用意されています。

たとえば、村上春樹や湊かなえといった著名作家の作品を、人気俳優を起用してオーディブル専用に朗読したものや、大河ドラマクラスの俳優が多数参加した企画もあります。

これらはオーディブル独自の企画であり、豊富な資金力で新たなエンタメコンテンツへ挑戦する気概を感じます！

Amazonだからこその豊富なコンテンツ

オーディブルはAmazonが提供しているサービスであるため、その圧倒的なコンテンツ量が最大の強みです。

国内外の人気作品から、自己啓発やビジネス書、専門書まで、幅広いジャンルを網羅しています。

さらに、海外のベストセラー作品やオーディブル独自の翻訳版も多く、グローバルな視野で学びたい人にとって理想的な環境が整っています。

プロフェッショナルによる朗読

オーディブルでは、俳優や声優、ナレーターなど、プロフェッショナルが朗読を担当しています。

滑らかで聞きやすい音声は、内容への没入感を高めるだけでなく、長時間聴いても疲れにくいという特徴があります。特に小説や物語性の強い作品では、この朗読の質が大きな魅力となります。

朗読では本のように登場人物のバックグランドを読み返すようなことが難しい場合がありますが、声優さんは巧みに登場人物の声を演じ分け、うまく没入へと導いてくれます。

学びに最適な「倍速再生」と「ブックマーク機能」

倍速再生機能を使えば、忙しい日々の中でも効率よく本を聴き終えることができます。

一タイトル当たりの朗読時間は、ビジネス書で平均約4.5時間、小説で約9時間程度です。私の経験からビジネス書で2.5倍、小説で2倍ぐらいの倍速は慣れたら可能です。

一方、日本人の往復の平均通勤時間は1時間20分です。倍速で「小説：ビジネス書＝１:１」の比率で進めれば月に４冊ずつ、計８冊をこなすことが可能になります。

また、ブックマーク機能を活用することで、重要な箇所や後で振り返りたいポイントを簡単に記録することができるため、特にビジネス書や学びの書籍を活用する際に便利です。

聴き放題の幅広い選択肢

オーディブルは2022年から聴き放題プランを提供しており、その中で手に入る作品は非常に多岐にわたります。

ビジネス書や小説だけでなく、歴史、心理学、語学学習、ポッドキャスト形式のコンテンツなど、あらゆるニーズに応えるラインアップを持っています。

学生、ビジネスパーソン、主婦、あるいは趣味として多様なニーズに応えられます！

他の聴き放題サービスでは見つけられない深い学びや特別な作品に出会える点が、オーディブルの強みです。

まとめ

これまで見てきたように、日本が抱える課題は複雑であり、学校教育や政府、メディアだけに頼るのは難しい現状があります。

そんな中で私たち一人ひとりにできることは、独学を通じて多くを学び、成長していくことです。

特に、多読は人生を変える力を持っています。幅広い知識を身につけ、世界の動向に触れ、自分自身の視野を広げることで、日々の生活や仕事に新しい価値を生み出すことができます。

そして、その多読を実現するための強力なツールが「オーディブル（Audible）」です。隙間時間を活用して効率的に読書を続けることで、学びを日常生活の一部にすることが可能です。

これからの時代において、学び続ける姿勢は、どの世代にとっても必要不可欠です。月8〜10冊という目標を持ち、読書を通じて知識や感性を磨いていきましょう。それが、個人の成長を促すだけでなく、日本全体の未来を明るくする一歩となるはずです。

オーディブルはこの低迷モードに入った日本を甦らせる・・ということです。